最小回転半径が小さいのに小回りが利かない?【カタログ数値の罠】

カタログ

車のカタログ(諸元表)に記載されている「最小回転半径」

小回りがどのくらい効くのかを表す重要な数値として、参考にしてる人も多いはず

都内などの細かい道が多い街中では、どのくらい小回りが効くかがボディを擦(こす)るか擦らないかの瀬戸際なことも多いです

「もう少し小回りが効けば、擦らなかったのに・・・」

「もう少し小回りが聞けば、切り返さずに曲がりきれたのに・・・」

特にスーパーなどの車が多い時の駐車場では、

駐車する際に小回りが効かないあまりに結果、なんども切り返さなければならず、焦った経験をすること、ありませんか?

カタログ数値では「最小回転半径が」小さいはずなのに、体感的にはそんなに小さく感じない

それは「最小回転半径」に隠された罠にはまってる可能性があります

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間違った「最小回転半径」のイメージ

間違った「最小回転半径」のイメージ

多くの人がイメージする「最小回転半径」はこちらではないでしょうか

車の外側がすっぽり入ったぶつからずに曲がりきれる半径だと勘違いしているかと思います

なぜ罠にはまるのか?

なぜこんな間違ったイメージを持ってしまうのかというと、

車メーカーの表示方法に問題があるのではないかと思います

このような誇大広告とも言える表示では、

最小回転半径の数値で曲がりきれる

と勘違いしがちです

最小回転半径とは?

正しい「最小回転半径」とは外側の前輪が描く円の半径のことを言います

先ほどの勘違いしていた円よりも半径が小さくなってるのがわかると思います

車の右の外側をよくみてください

円からはみ出していますよね?

つまり、メーカーの「最小回転半径」では曲がりきれない、

ぶつかるということになります

具体的なケース

例えば、上記のような行き止まりの道路でUターンするシーン

片側の道路の幅は5mです

間違った最小回転半径でのUターン

この車の最小回転半径は5mです

もしも勘違いされやすい車の外側の円が最小回転半径だった場合、曲がりきれます

実際の最小回転半径でのUターン

ところが、今度は本当の外側前輪の円が最小回転半径だったケースではどうでしょう

先ほどと同じく、道路は片側5mで、車の最小回転半径の5mです

しかし、今度は曲がりきれず、壁にぶつかってしまいます

つまり、カタログでは5mで曲がりきれるように書いてあるのに、

実際には5mあっても曲がりきれないわけです

フロントオーバーハングで差がつく

フロントオーバーハングとは、車の前輪の中心から車の先端までの長さのことです

上の図のAの部分のことです

最小回転半径が同じでも、フロントオーバーハングの長さで回転半径が違ってきます

フロントオーバーハングが長い車の場合

先ほどの例と同様のケースで、今度は車のフロントオーバーハングが長い車の場合です

今度は先ほどの車よりも、もっと壁にぶつかる部分が多くなってるのがわかります

実際には、ここまでぶつかっても曲がる人はいないでしょうから、もっと手前で止まるでしょうが、

ギリギリ曲がりきれるレベルではないことはわかると思います

逆言えば、フロントオーバーハングが小さい車ほど実際の最小回転半径は小さいということになります

ということは、フロントのボンネットが長いアメ車やセダンなどは小回りがきかない事になり、

ボンネットが短い商用版などは小回りが効く事になります

それが以外にも小回りに左右する数値

実際の最小回転半径において、フロントオーバーハングの長さが大きな影響を与えることがわかってもらえたと思います

そのほかにも小回りに影響する数値がありますので参考にしてみてください

タイヤの外径

タイヤは山がなくなると外径が小さくなります

また、社外のホイールに交換しても外径が変わります

タイヤの外径は小さい方が小回りが利きます

ホイールベースの長さ

ハンドルの切れ角が同じであれば、ホイールベースが短いほど小回りが利きます

小回りがきかない車ワースト3

カタログ数値の最小回転半径ではどの程度小回りが効くのかわからないのは今まで紹介してきた通りです

ただ、カタログ数値が大きい車はやはり小回りが利かないのは間違いない事実だと思います

そこで、カタログ数値上で最小回転半径が大きい、いわゆる小回りが最も利かない車ランキングを紹介します

1位 マイバッハ 7.4m

2位 ジープ ラングラー 7.1m

3位 キャデラック DTS 6.7m

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