商用車臭を感じるシトロエン ベルランゴの試乗レポート【2021】

試乗

前回のC5エアクロスの試乗に引き続き、今回はベルランゴの試乗をレポートします

C5エアクロスの試乗レポートはこちらです

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ベルランゴの概要

商用車ベースのバンに1.5Lのディーゼルエンジンを搭載したのがベルランゴです

横幅はC5エアクロスと同じ1850mmで、個人的にはこれくらいが限界かなという横幅の数値です

ちなみに全高も1850mmです

今回試乗したグレード

今回試乗したのはBERLINGO FEELという最廉価モデルです

ディーゼル1.5Lエンジン

感想

内装

ステアリングの形状やボタンの配置こそC5エアクロスのものと同じなんですが、スピードメーターなどの表示部分が異なります

やはりベルランゴは商用車ベースでお値段もC5エアクロスより100万円安いということもあって、メーターはフル液晶じゃありません

ステアリングにはチルト・テレスコピック機能付きなのですが、特にテレスコピックがすごいです

というのも体側に引き出せる量がすごく多くて、手の短い私のような人間にはありがたい移動量です

このテレスコピックの引き出し量は今まで乗った中で間違いなくNo1でした

リアシートは3席が独立した作りになっていて、しかもクッションがかなり柔らかかったです

ただし前方方向へはあまりスペースがありません

車中泊も問題なし

C5エアクロスと同様に、後部座席を倒して助手席を前に倒せば縦に190cm以上の空間ができます

なので大抵の人なら足を伸ばして寝られます

外装

ベルランゴは外装がかなり好みなんですが、大きな欠点が一つあります

それは

ヘッドライトがハロゲンだということです

この辺はフランス車っぽいとは思うんですが、一度ディスチャージやLEDヘッドライトを体験してしまうと、ハロゲンはもう選べません

どうしてもベルランゴにLEDヘッドライトをつけたい!

ということであればサードパーティのヘッドライトを取り付けるという手段もありそうですが、もちろん保証の対象外になります

エンジン

個人的にこの1.5Lディーゼルエンジンは自動車税が安いのにトルクがあってとても良いと思うんですが、

実際に乗ってみるとC5エアクロスに搭載されている2.0Lディーゼルエンジンと比べて、やっぱりトルクは薄いです

数値的に見れば1.5Lディーゼルエンジンはトルクが300Nmなのに対して、2.0Lディーゼルエンジンは400Nmあります

でもそれ以上の違いがあるような気がしました

あと、これはエンジンだけでなく遮音材などの影響もあるとは思いますが、C5エアクロスのディーゼルエンジンはディーゼルだとわからないくらいの静かさ/振動の少なさだったのに対して、ベルランゴはかなりディーゼルエンジンだとわかるほど振動・騒音があります

ベルランゴはガラガラというエンジン音はもちろんのこと、ステアリングにもビリビリとディーゼルエンジン特有の振動が伝わってきます

C5エアクロスとベルランゴは値段が100万円違うので当然なのかもしれませんが、これは結構大きな違いでした

操作系

ステアリング周りなどは基本的にC5エアクロスと同じなのですが、ベルランゴのドライブセレクターは丸いダイヤルを回す方式で、まるで電化製品みたいな操作感でした

あまり車を操作してる感じがしませんでしたが、この辺は好みの問題かもしれません

乗り心地

商用車ベースでコンベンショナルなサスペンションなのであまり期待してませんでした、全体的にはかなりソフトな乗り心地です

ただ、大きな入力が入ると、大きな船が波を超えるかのようにふわつく感じがします

このふわつく感じはC5エアクロスにはなかった乗り味で、個人的にはあまり好きくない感じでした

またC5エアクロスは80km以上出すと、まるでねんどの上を走ってるかのような乗り心地でしたが、当然それはベルランゴにはありませんでした

うーん…な点

C5エアクロスではほとんど欠点が見つからなかったのですが、ベルランゴは結構気になる点がありました

その一つがロードノイズのうるささです

C5エアクロスが静かだったので余計に目立ったというのもあるのですが、ベルランゴのロードノイズはかなりうるさいです

気になり出すともうダメかもしれません

自分のゴルフ6もあまりロードノイズは静かな車じゃありませんが、それと比べてもうるさいと感じました

ロードノイズってタイヤ側の対策だけでは限界があるので、最初からある程度遮音材が入ってることが重要です

ちなみに試乗したのはFeelというもっとも安いグレードでしたが、この辺は高いグレードになってもあまり変わらないと思われます

やはりベースが商用車だということが、そういうところに影響してきてるのかもしれません

あとはヘッドライトが今時ハロゲンだというのも痛いです

とはいえお値段は300万円代前半のスタートなので、多くを望むのが間違ってるのかもしれません

総合評価

・絶対買え
・候補に入れろ
・検討の余地あり ←これ
・買うな

コンフォートな乗り心地で、1.5Lディーゼルターボのバンが欲しい人なら選択の余地はありません

迷わずベルランゴです

ただしロードノイズは結構うるさいですし、後部ドアの開け閉めにそれなりに力がいるなど、商用車ベースの面影が残っているのでその辺が気にならない人は買いだと思います

ただベルランゴの見た目が気に入らないとか、もうちょっとスポーティーな方がいいという場合はプジョー リフターの方がいいかもしれません

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