クロスバイクの軽量化第三弾「中華TPUチューブ」へ変更の巻

タイヤ,自転車

第一弾のホイール交換から始まり、

第二弾ではタイヤの変更を行いました

まだの方はこちらからどうぞ

ホイールの交換で、ちょい足回りが軽くなった

タイヤの交換は劇的な軽さをもたらした

所詮クロスバイク、ここややめても良かったんだけど、もうちょっと軽量化してみたい

でも。。。

「クッ、足回りの軽量化にはあとはもうホイール(後輪)の交換しか…」

「しかし、手組みしてもらうと高くつくし(MTB規格の軽量がホイールは売ってないから)…」

そう悩んでいたある日のこと、小田和正のごとく救世主は突然に現れました

そう、中華製TPUチューブです

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交換するRideNow TPUチューブ

購入したのは一番?メジャーなRideNOWというメーカーの36gタイプ

ちなみに今まで愛車についていたチューブはシュワルベの700×28/45C用チューブ

メーカー公表重量は150gとなかなかの重量級です

価格の安さと重量によるパンクの少なさを考えて選んだチューブです

確かにシュワルベのゴムチューブに変えてからは一回もパンクしてないので、対パンク性能はそこそこ高いのかもしれません

ちなみに、今回購入したRidenowの実測重量は前後ともに140gでした

事前にわかってはいたものの、すんごいピンク色。。。

ゴム製の一般的なタイヤチューブと比べると圧倒的に薄い

本当にペラっぺらでまるで厚さ0.03mmって感じ

色といい、薄さといい、まさに男性諸君がお世話になる”アレ”にそっくり

本当に卑猥なチューブです

RideNOWの実測重量

精密電子計りで計測してみると、1本目が33.21gで2本目が32.80g

その差は0.41g

一円玉の重量が1gなので、その半分程度と考えればまぁまぁ優秀な気がする

いずれにしろこのチューブは36gとして売ってるので、それを考えればどちらも公表値より軽いことに変わりはありません

元々ついていたシュワルベとの比較だと、実測ベースで140g – 約33gで、タイヤ一本あたり107gの軽量化

2本で214g

先日交換したジェッティプラス28Cが1本当たり280gだったので、タイヤ1本分近く軽くなることになります

取り付け

取り付けに関しては一応説明書が入ってますが、あまり参考にならず

(一気に取り付けてしまったので写真なし)

注意点としては、TPUチューブは薄くて切れやすいので、とにかくホイールに噛み込まないように注意しながら取り付けること

ホイールにセットして空気を一気圧くらい入れたらタイヤ全体をモミモミ

いったん空気を抜いてから、またちょっと空気を入れてはモミモミを繰り返して徐々に圧力を高めていきます

(ヒワイピンクのおかげか、ホイールに挟み込まれてると割とわかりやすいメリットはある)

で、取り付けが終わったら、付属のシールを貼るわけですが、正直このシールはあってもなくても良い感じ

これを貼ることでバルブがホイールに固定されるわけでもないので、単にRideNOWの宣伝のためにはらされてる感じ

RideNOW TPUチューブに換装した感想

まず漕ぎ出しは結構軽くなった。。。と思う

如何せん、前回のタイヤ交換の破壊力がデカかったので、それと比べればそんな大きな差ではない

しかし、明らかに漕ぎ出しはタイヤ交換後と比べても軽くなったと思う

軽さ意外に感じたことといえば、乗り心地は若干悪くなった気がする

自転車に乗らない状態で、段差の上を通過するときによくわかるんだけど、結構自転車が跳ねる

さすがに乗ってる状態ではそこまででもないんだけど、やっぱり今までのゴムチューブほどの柔軟性はないように感じる

感覚的にはタイヤの中で風船を膨らませた状態をイメージしてもらえれば良いと思う

後、他に気になるようになったのは音の変化

何ていうか、走ってるときに「こぉぉぉぉぉ」っていう小さな音がするようになった

子供の頃、こんな感じのビニールボールで遊んだことのある人はわかると思うんだけど、

地面にバウンドするときに、周波数の高めの「バイぃぃーん、バイぃぃーん」て音がしたと思うけど、アレに近い

アレが転がってる感じの音が、走ってる間ずっとする

ゴムチューブ時代には絶対にしなかった音だ

いわゆる空洞共鳴音ってやつだと思う

後、これもゴムチューブとの比較になるんだけど、気のせいか空気が抜けやすい感じはする

だいたい自分は6.0kgfくらいまで入れると次の日測ってもも5.3kgfくらいはあった気がするけど、このTPUチューブは4kgf台まで下がっちゃう感じ

これについてはもう少し使ってみないとなんとも言えないけど、とりあえず交換してすぐではそんな気がした

メリット・デメリットをまとめるとこんな感じ

メリット

  • 軽い
  • 軽量化のためのコスパが高い

デメリット

  • 乗り心地がゴムチューブと比較すると気のせいか少しだけ悪い気がする
  • 空気抜けがゴムチューブより早い気がする(20230703訂正:夏場はそれほどでもない)
  • 空洞共鳴音がするようになる
  • ホイールに固定するネジがないので、若干バルブを押し込みすぎて空気が入れづらい

とまぁ、色々書きましたが、それでもこの価格でクロスバイクをこれだけ手軽に軽量化できるのは非常に魅力だと思いました

軽量化できた重量

214g

(ここまでの合計 1,354g)

自分のGiant Glideは車体重量が12.6kgなので、この軽量化PJが始まってから実に10%以上軽量化を果たしました

特にタイヤ交換の効果が大きかったように思いますが、とにかく漕ぎ出しがめっちゃ軽くなりました

極端に言えばクロスバイクなのにロードバイクに乗ってるかのような加速感です

このPJを始める前のパナレーサー パセラブラックス時代と比較するとまるで別の自転車に乗ってるかのようです

まさに氷河期ともいえるつまらない自転車時代を無駄に過ごしてきたわけですが、こんなことならもっと早くにやっておけばよかったです

最近は自転車に乗るのが楽しくてしょうがないです

週末は土曜はバイク、日曜はクロスバイク という感じで二輪車ライフを楽しんでいます

このPJも残すところはもう、リアホイールの軽量化くらいしか手段が残ってません

リアホイールに関しては手組みがどうしても必要になってしまうので、それなりにお金がかかるでしょう

これまではバリューフォーマネーで、お金をかければそれなりに効果が出ましたが後輪のホイールの軽量化は正直微妙なところです

もしかしたらやるかもしれないし、やらないかもしれない

そんな感じです

つづく

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