車の使用が月5回以下の人はレンタカーの方が得をする!

考察

自動車ユーザの皆さん、車の維持費高いですよね?

車の維持には様々なお金がかかります。
ガソリン代、自動車税、重量税、車検・・・

車を1台持ってるだけで家計を圧迫します。
仕事で使っている人や毎日通勤で使う人は自家用車しか選択はないかもしれません。
でも、レジャー用途でしか使わない人にとってはどうでしょうか?

今持っている自動車を売却して、いっそのこと、レンタカーを検討してみたくなりますよね。
そんなわけで、今回はレンタカーと自動車を購入するのはどちらがお得なのか?
その境界はどこにあるのかを検証してみたいと思います。

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タイムズカーシェア

レンタカーの中で、最近勢力を伸ばしているのはタイムズカーシェアです。
他のレンタカー会社と比べて15分から借りられる点や、何と言っても料金が安い点が魅力です。

他にももっと安いカーシェアサービスは存在しますが、
家の近くに借りられる拠点がなければ話になりません。
そのため、今回はもっとも規模の大きいタイムズカーシェアを紹介します。

時間を限定したパックであれば、車種にかかわらず一律の値段になっています。

6時間パックであれば4020円、
12時間パックでも6690円の設定です。(税込)

タイムズカーシェアはガソリン代コミの値段です。

VS ニッポンレンタカー

タイムズカーシェアではパックなら車種にかかわらず一律料金であるのに対し、
ニッポンレンタカーなどの通常のレンタカー会社では車種ごとに料金が異なります。

例えば、フィット、スイフトなどの小型車でも
6時間まで 6588円
12時間まで 7128円
となっていて、タイムズカーシェアよりも高いことがわかります。

さらに、こちらは使ったガソリンは自分で入れなければならないので、
別途ガソリン代が発生します。

深夜、早朝でもタイムズカーシェアは利用できる

各種レンタカー会社は、営業所の営業時間内で利用する前提があるため、利用時間が営業時間に依存しています。
例えば、朝5時などの早朝から車を使いたい場合、レンタカー会社では利用できません。

その点タイムズカーシェアは店舗ではなく無人で借りることができるので、
早朝や、深夜でも利用することが可能です。

これは地味に大きな違いですね。

自家用車 vs タイムズカーシェア

タイムズカーシェアがレンタカー業界の中でもかなりお得なことが理解できたところで、
本題に入りたいと思います。

果たして自家用車とタイムズカーシェアはどちらがお得なのか?

人によって答えは変わりますが、1つの例としてシミュレーションしてみます。

自家用小型車の年間維持費

それでは自家用小型車を保有する場合で考えてみます。

例えば都内に住んでる鈴木さん

通勤には電車を利用しており、車を使用するのはもっぱら週末のみです。
アウトドアが趣味でよく釣りや山登りに車を使います。
その他の状況は以下の通り

  • 年齢35歳
  • 車は中古で購入したホンダ フィット(普通乗用車)1300cc
  • 車の保管は都内の月極駐車場
  • レジャー目的に自家用車を保有
  • 乗るのは週末のみ
  • 週末はアウトドアで遠出(月4回程度)
  • 年間走行距離は7000km

以上の条件から、年間でかかる費用を計算してみます。

自動車税 34,500円
ガソリン代 70,000円
任意保険 20,000円
車検費用(1年分) 50,000円
駐車場代(月15,000円) 180,000円
車両価値の減損分 100,000円

計 464,500円/年

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車両価値の減損分とは、車の価値が下がった金額のことです。
車の価値は買った日から下がっていきます。

例えば、ホンダフィットを100万円で購入したとします。
5年乗って売却したら100万円では売れませんよね?
大雑把に言えば50万円ぐらいになってしまいます。

つまり5年で50万円車の価値が下がったわけですから、
年間あたりにすれば10万円になります。

車の保有費用として年間10万円使った、と解釈しても構いません。

この項目は車の維持費を計算する上で、意外と見落とされている項目です。

タイムズカーシェアに切り替えた場合

同じく鈴木さんがタイムズカーシェアに切り替えた場合を考えてみます。

  • 個人プラン
  • 利用車種はプレミアムクラス(パックではベーシッククラスとの料金差がないため)
  • 1日あたりの利用時間は12時間
  • 週4日利用

以上の条件を入力したところ、
月額料金は26,760円となりました。

年間では321,120円となります。

比較

よって鈴木さんの場合、自家用車からタイムズレンタカーに乗り換えたことで、

年間14万円以上削減できた上で、
車もホンダフィットからアウディ・BMWといったランク上の車格に乗れることになります。

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タイムズカーシェアが得するのは月5回まで

では鈴木さんのケースだと、月何回までの利用ならタイムズカーシェアが得するのでしょうか。
それは月5回までです。

月5回であれば、年401,400円でまだ自家用車よりもお得になります。
しかし6回以降になると逆転します。

まとめ

自家用車とタイムズカーシェアを比較し、鈴木さんの例を紹介しました。

鈴木さんの場合は年間14万円の削減が可能でした。
人によって車の利用頻度や用途は違いますので、一概に得するかどうかは言えないません。
しかし、少なくとも鈴木さんと同様の頻度の人であれば、タイムズカーシェアの方が安く済む人が多いのではないでしょうか。

それ以外の人でも一度、タイムズカーシェアのシミュレーションで試算してみることを勧めします。

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