もしもの時のために車内に載せておきたい装備10個【震災】
地震大国である日本では、いつ大きな地震による震災が起こるかは誰にもわかりません
震災といえば3.11の東日本大震災が記憶に新しいのではないでしょうか
あの当時はガソリンスタンドに行列ができたり、食料品店から品物が消えて無くなったりしましたよね
震災以外でも、急な車のトラブルはいつ起こるかわかりません
ディーラーで車をちゃんと整備してもらっていたとしても例外ではありません
ディーラーは予防安全のためにパーツ交換はできますが、部品がいつ故障するかは予想できません
いつ何が起こっても困らないように、車に載せておきたい装備があります
その車に載せておきたい装備を紹介します
震災のために載せておきたい装備
緊急脱出ツール
緊急脱出ツールとは車内から脱出するために使用するツールのことで、主にハンマーとシートベルトカッターがセットになったものです
これ必要になるのは主に車が水没するシーンです
震災で洪水などが発生すると車が水没する危険性があります
車が水没すると電気系統がショートしドアが開かなくなります
また、急激に車が沈むと水圧によってドアが内側から開かなくなります
そのような時に、このの緊急脱出ツールがあれば、窓ガラスを割って脱出することが可能になります
車の窓ガラスは意外に固く狭い車内から素手で殴った程度では割れません
ましてや水没した車内からとなると、ほぼガラスを割ることは不可能だと思われます
シートベルトも万が一外れなくなった時に、シートベルトカッターがあればシートベルトを切断して脱出することができます
必ず車内に搭載しておきたい装備です
オススメの緊急脱出ツール
ガソリン携行缶
震災が発生するとガソリンスタンドに行列が発生します
また、ガソリンが安定供給されなくなるので、いつ給油できるかわからない状況になります
ガソリン携行缶があれば、自分の車の燃料タンクだけじゃなく、サブタンクとして給油しておけば、車のガソリンタンク内にガソリンが少なくなってきても携行缶から燃料を移すことができます
ただし、燃料を入れた状態で車内に放置しておく事は、真夏などでは車内が非常にに暑くなりますから危険です
ですから空の状態で車内に置いておきましょう
そして万が一の時に、給油しましょう
オススメのガソリン携行缶
毛布
震災が発生すると道路の交通が滞ることも考えられます
その場合は、眠い目をこすりながら運転すると事故を起こす可能性もあるので、潔く諦めて車中泊に切り替えてしまいましょう
しかし、季節が冬だと寒くて車中泊もできないかもしれません
そんな時に毛布があれば暖かく朝を迎えられます
小さく畳んでおけばそんなにかさ張らないので、季節を問わず車内に常に載せておきましょう
ただし電気毛布はやめておきましょう
車から電気が取れたとしても電気を使うとガソリンを消費します
震災では燃料は貴重なので、出来るだけ燃料を使わない装備を選択すべきです
寝袋があればその方が良いですね
オススメの寝袋
ライト
車中泊になってしまった時に電灯として使えますし、夜の車の整備にも使用できますので、必ず1本は載せておきたいところです
また、電池は使用期限があるので定期的に交換しましょう
もしもの時にライトはあっても電池が切れていたら使えませんからね
ライトのタイプとしてはLEDを使用したタイプが省電力で良いかと思います
光のスポットが狭いと遠くを照らせますが、震災のような状況では遠くを照らせる必要はないので、光が出来るだけ拡散するランタンタイプのものがオススメです
オススメのライト
ペットボトル(1L〜2L)
空のペットボトルは何かと使える容器です
例えば水を入れておけば水分補給に使えますし、もしもトイレが無い状況ではトイレがわりにも使えます
空のペットボトルは重量も軽いので、500mLや1L用などいくつか車内に乗せておくことをお勧めします
食料
東日本大震災の時には、直後にコンビニやスーパーなどから商品が消えて無くなったのを覚えている方もいらっしゃるかと思います
震災が起きたからといって今の日本に置いて、食料が供給されなくなるという状況は正直考えずらいものがあります
しかし、人間が生きていく上で欠かせない食料なので、少しも不安になるとパニックになります
ですから体というよりかは心の安心のために、いくつか食料を積んでおきましょう
種類としてはカロリーメイトなどの割と長期間保存できて、調理することなく食べられるものがお勧めです
ソイジョイなどでも良いと思います
1週間などの長期に食べられる程の量は必要ありません
1〜2日程度腹を満たせる量があれば大丈夫です
カロリーメイトであれば賞味期限は通常1年、カロリーメイトロングライフであれば3年は保存できます
ソイジョイでも1年はあります
ただし、屋外駐車場では夏に車内が暑くなりますので劣化は早めです
また、正味期限が長いからといってカンパンはお勧めしません
理由は、定期的に賞味期限が切れるたびに食べる必要があるからです
カンパンはぽそぽそしていて、正直食べてもあまり美味しくありません
数年毎とはいえ、「定期的に美味しく無いものを食べなくてはならない」と考えると、常備することが嫌になってしまいます
オススメの食料
車のトラブル対策のために載せておきたい装備
ブースターケーブル
近年の車のバッテリーは、多くの電子機器と厳しい充電制御により過酷な状況に置かれています
そのため、昨日まで調子が良かったのに突然ダメになってしまうケースがあります
大抵はセルモーターが弱々しくなったりと予兆があるものですが、長期間車に乗らなかったりすると、その予兆も感じ取ることができません
ましてや、出先などでバッテリーが上がってしまった場合は大変です
JAFや任意保険のロードサービスを呼ぶ手もありますが、これが震災時などではなかなか来ないでしょう
また、震災じゃなくても呼んでから到着するまでに多くの時間を必要とします
もしも急ぎの用事の際にバッテリーが上がってしまったら、その待つ時間を無駄にすることになります
ブースターケーブルを持っていれば、他の車の人にお願いして自分の車のバッテリーと接続してバッテリージャンプすることができます
助けてもらうだけじゃなくて、他の人がバッテリー上がりで困っていたら逆に助けることもできます
ブースターケーブルは最低でも3m程度の長さがあるタイプをお勧めします
バッテリージャンプは基本的に車と車をフェイストゥフェイスでお互い正面を向くように停車します
ただ、自分の車の駐車位置によっては、救援者を近くに寄せられない場合もあります
ですからブースターケーブルは最低でも3m程度あるものを選びましょう
オススメのブースターケーブル
バッテリースターターはお勧めしない
最近、リチウムイオン電池を使った小型のバッテリースターターが販売されていますが、こちらはお勧めしません
リチウムイオン電池は高エネルギーを持った電池で扱いが難しく、高温になる車内に置いておくのは危険だからです
車載ではなく毎回バッテリースターターを車に乗るたびに持ち運ぶ人は少ないでしょうし、正直面倒でしょう
軍手
車の整備をするのに必須な軍手ですが、整備以外でも色々使えます
軍手があれば手が汚れませんし、何より手を傷つける心配がないので安心です
タイプとしては、ゴム製の滑り止め付きの軍手をお勧めします
通常のタイプの軍手だと滑ってしまい力が入りません
オススメの軍手
工具
工具といっても色々ありますが、車載しておくのは最低限のもので十分でしょう
車によってはタイヤ交換用の最低限の装備が搭載されている場合があります
オススメの工具
牽引ロープ
牽引(けんいん)ロープとは、動けなくなった車を救出するときに使用する紐のことです
雪道でスタックした場合や、泥などにはまって動けなくなった場合に、救援の車とつないで引っ張り出すことができます
ブースターケーブルと同様に、こちらも自分が助けてもらう場合だけじゃなく、他の人を助けることができます
そういう意味ではお助け道具としての意味もあります
オススメの牽引ロープ
キャンパーはキャンプ道具を乗せておく
キャンプをする人は、キャンプ道具を車に載せておくと良いでしょう
キャンプ道具がそのまま震災などにも使えます
ただし、ランタンやバーナーに使用する燃料類は取り外しておきましょう
炎天下の車内では爆発する危険性があります
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