燃費運転の極意!これだけで1割のガソリンを節約できる
最近の車は激しい燃費競争をしていて、コンマ1km燃費を伸ばすのに涙ぐましい努力をしています
その結果、ここ10年間で販売される車の燃費は実に55%も良くなっています
しかし、運転しだいでせっかく燃費の良い車も台無しになってしまいます
そこで誰にでもできる燃費運転の極意をお教えします
燃費運転の極意3つ
燃費運転の極意は3つです
この3つを忠実に実行すれば少なくても10%は確実にガソリン代を節約できます
人によっては20%以上改善できるかもしれません
もしも年間10万円ガソリンに使ってる人だったら2万円節約できるわけですから大きな違いです
その方法とは、
- 電気を使わない
- ブレーキを踏まない
- アクセルを踏まない
以上です
ありがとうございました
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「それじゃ走れないでしょ!」
というツッコミが聞こえてきそうです
はい、その通りでございます
詳しく説明しますね
その1:電気を使わない
一昔前の車は、エンジンにつながった発電機が常に回っていて、常にバッテリーを充電してました
しかし燃費を改善するために充電制御という技術が生み出されました
発電機を回すとエンジンに負担がかかり、燃費が悪化します
そのため、ある一定のレベルまでバッテリーを充電したら、あとは発電機を回さないようにする技術です
発電機を停止すると抵抗が減って燃費が良くなります
車の電気をいっぱい使うと、その分発電機を回す時間が増え燃費が悪くなります
つまり電気をなるべく使わない方が燃費を改善できるわけです
具体的には以下の電気装備の使用を見直しましょう
空調
エアコンを含め、空調は送風ファンを回します。これが電気を消費します
なので、例えば冬の暖房をかけるときは温度を高めにして送風ファンを最小に設定します
暖房はエンジンの排熱を利用していますから温度を高くしても燃費には影響しません
シートヒーター
シートヒーターは電熱線に電気を送ることでシート自体を暖めますが、この温めるという行為はかなり電力を必要とします
家庭用の電化製品のカタログを見てみてください
こたつにしても電気式ヒーターにしても1000W近い消費電力です
物を温めるというのはかなりの電気を使う行為なんです
なのでなるべくシートヒーターは使わないようにしましょう
フォグライト
ライト類も消費電力を多く消費する装備です
しかしヘッドライトやテールライトは安全に重要な項目ですから切るわけにはいきません
たまに街中でもフォグライトを点灯してる車がいますが、フォグライトは本来、霧が発生した時に使用するライトです
フォグライトも大光量タイプのものは多くの消費電力を使うので、基本的にはオフにしておきましょう
その2:ブレーキを踏まない
燃費運転の極意で最も重要なのは、この「ブレーキを踏まない」ことです
「ブレーキを踏まなかったら、ぶつかっちゃうでしょ!」
と思われるかもしれませんが、まあ聞いてください
車は進むのにアクセルペダルを踏んでガソリンを消費します
その進む力を減速させるのがブレーキの役割です
「そんなこと知ってるよ!」
と思われるかもしれませんが、まあ聞いてください
減速させるということは、それだけ前に進むエネルギーを打ち消してしまうことになります
せっかくガソリンを消費して前に進んでいるのに、それを打ち消してしまうわけですから燃費には当然良くありません
スピードの出ない街中よりも郊外の方が燃費が良いのは、ブレーキを踏む回数が少ないからです
なので、なるべく燃費運転ではブレーキを踏まないことが基本になります
ブレーキを踏まないためには
なるべくブレーキを踏まないために重要なこと、それはアクセルで車速をコントロールすることです
なるべくアクセルペダルだけで加減速をコントロールすることでブレーキを踏む回数を減らせます
それに絶対的に必要なのは車間距離です
目安は3秒
前を走ってる車が通過したポイント(標識でも横断歩道でもok)を、自分の車が3秒後に通過するくらいに車間距離を保ちます
車間距離を保つと、追突の危険性も減るので一石二鳥です
前の車がブレーキを踏んだから、いち早くアクセルペダルを戻します
前の方の信号が赤になったら、なるべく後続車に迷惑にならない程度で早めにアクセルペダルを戻します
アクセルペダルを戻すとエンジンブレーキによって減速できます
そうすることでブレーキを踏む回数、量を減らせます
ブレーキを踏まないとガソリンだけでなくブレーキパッドも減らなくなるので一石二鳥、いや一石三鳥なんです
ちりも積もれば山となります。1回2回では微量な節約でも、毎回、毎日、毎年繰り返せば大きな節約になります
目標は40km以下
「時速40km以下にならないとブレーキを踏まない」
というのを一つの目標にしてみてください
そうすると、必然的に早めのアクセルオフをしなければいけなくなります
信号の切り替わるタイミング予想することも必要になります
その3:アクセルを踏まない
アクセルを踏まないと車は進みませんが、重要なのは
「急激に踏み込まない」ということです
日本車はトヨタを筆頭としてアクセルペダルが軽い傾向にあります
その影響なのか、信号が青になるとレースでもしてるかのようにアクセルペダルを床まで踏みつけて加速する人多いですが、あれは燃費に非常によくありません
アクセルペダルを急激に踏み込むと、エンジンは多くのガソリンを吸い込みます
また、日本は信号が多いのでいくら加速したところですぐに次の赤信号に捕まります
その結果燃費が悪化します
アクセルはジンワリ
アクセルペダルは「じんわり」と踏むことが基本です
急にガバッと踏むのではなく、優しくじんわ〜りと踏むことで余計なガソリン消費を抑えられます
燃費運転は安全運転
燃費運転をしようと思うと、絶対に必要になるのが車間距離です
車間距離を多く保っていると、事故の危険性が大幅に低下します
車の追突事故の主な原因は車間距離が不足していることから起きます
よく街中で、異常な近さで接近して走ってる車を見ますよね
もしも子供が道路に飛び出してきて、先頭の車が急ブレーキを踏んだら後ろの車はどうなるでしょう
おそらく追突は避けられません
しかし十分な車間距離を保っていると、ブレーキで止まりきれます
仮に衝突してしまっても被害を軽減できます
燃費運転は"うまい運転"
これまで書いてきた燃費運転(ブレーキを踏まない、アクセルを踏まない)を忠実に実行するとよくわかるんですが、これはうまい運転につながります
ブレーキを強くかけると前の方に車がぐらっと傾きますよね?
アクセルを強く踏み込むと人間がシートに押さえつけられますよね?
それの逆で、アクセルをじんわりと踏んだり、ブレーキをなるべく踏まないと、車の挙動が少なくなり安定するからです
車の挙動をなるべく乱さないように走るのはうまい運転手の特徴です
燃費運転は同乗者を酔わせない
同乗者が車で酔ってしまう主な原因は、車の不規則な揺れにあります
燃費運転は車の挙動が安定しているので、同乗者を酔わせません
車酔いに敏感な子供を乗せるとよくわかりますが、燃費運転をしていると本当に子供が酔いません
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