9万km走行した輸入車の燃料フィルターをDIY交換してみた

DIY

自分の愛車VWゴルフはすでに走行距離が9万kmを超えていますが、おそらくまだ一回も燃料フィルターを交換してません

別にエンジンが息継ぎするとか加速が悪いとか不調があるわけじゃないんですが、流石にフューエルフィルターが詰まると燃料ポンプに負荷がかかるので、距離も距離だし交換することにしました

私の車の保険料は年12,860円です(しかも輸入車)

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燃料フィルター交換にかかった費用

まずはじめに、今回の燃料フィルター交換でかかった費用をまとめました

項目金額
燃料フィルター代約4,500円
工賃0円

DIY交換したので工賃はもちろん無料

合計で約4,500円でした

ディーラーで交換してもらうと15,000円

なお、VWの正規ディーラーにお願いすると以下の金額になるそうです

項目金額
燃料フィルター代8,424円
工賃3,240円
合計11,664円

約12,000円ですね

ただ、これは車検時に依頼した場合の金額なので、単体で交換をお願いすると15,000円くらいはするかと思われます

自分で交換すると1万円の節約に

今回のDIY交換費用が約5千円ですから、ディーラーに頼まないで自分でやることで1万円の節約になったことになります

名車再生!クラシックカー・ディーラーズ風に言えば、

「自分でやれば1万円ポンドの節約になります」

てな感じでしょうか(^^)

燃料フィルター交換の難易度

今回初めて燃料フィルターの交換をやってみたわけですが、

想像以上に簡単でした

難しいのはホースのコネクタを押し込みながら外す事くらいです

ジャッキアップが必要なので、その辺で少しだけハードルが上がりますが、

感覚的にはエアフィルターの交換に毛が生えたくらいの感じでしょうか

選んだ燃料フィルター

今回選択した燃料フィルターはHengst製のH280WKと言うモデル

型番:WK69 1K0201051K

こされたガソリンがエンジンへと向かう出口

ちゃんとOUTと表記があります

タンクからのガソリンが入り込む入り口

入り口側は足が3本あるんですが、実際に使うのは2つです

ただ、なんで入り口が2つあるのかが良くわかりませんでした(タンクからの入り口だけじゃないの?)

この辺は国産車だと入り口が1個だったりするので、輸入車特有の事情があるのかもしれません

交換作業

本来なら燃圧を下げるためにフューズを取り外すと良いらしいですが、私のゴルフは去年7月からバッテリーを取り外しており、乗ってないので特に問題はないと思い何もしませんでした

燃料フィルター自体の場所は、右後輪の前あたりにあります

ちょうどジャッキを当てる場所の奥にあるので、ジャッキの場所によってはちょいやりにくいです

とりあえずジャッキアップしてウマ(リジットラック)で固定します

別にタイヤを取り外すわけじゃないのでジャッキだけでも良いのかもしれませんが、念のためウマもかけて作業しました

交換の手順

フィルター自体はプラスのネジで固定されてるんですが、順番としてはネジを外す前にまずはホースを取り外した方が良いです

先にネジを取ってしまうとフィルターの固定感がなくなってしまいホースに力が入りにくくなるからです

ちなみに以下ではエンジンの方へ出ていく出口側をアウト、ガソリンタンクから入る側をインと呼称してます

アウト側のホースを取り外す

別にイン側からでも良いんですが、一番スペース的に取り外しやすいのがアウト側からなので、まずはこちらからやってみましょう

このコネクタはプッシュ式なので力任せにやってしまうとホースを破損します

ちゃんと押し込めるボタンみたいな箇所があるので、そこを爪で強く押し込みます

そうすると3、4mm押し込めるのでその状態でホースを引き抜きます

正しく押し込んでいれば簡単に抜けます

ホースが外れるとガソリンが出てきますので目に入らないように注意してください

イン側のホース2本を外す

続いてイン側のホースを2本外します

自分のゴルフの場合、センターの入り口の方はホースが青色に色分けされていたので間違えることはありませんでしたがホースの内径が同じなので注意が必要かもしれません

ちなみに、アウト側よりこちらのイン側の方がホースを外した時に溢れるガソリンの量が多いです

必要に応じて受け皿などを用意すると良いです(結構な量のガソリンが出てきます)

ネジを外して燃料フィルターを取り外す

最後にプラスドライバーを使ってネジを外します

ネジを外したらフィルターをイン側に押し込んで取り外します

燃料フィルター自体がイン側に広がるテーパー形状になってるので、アウト側に押しても取り外せません

必ずイン側の方に押し込んで取り外しましょう

新しい燃料フィルターの取り付け

あとは逆の手順で取り付けるだけです

ホースはちゃんと取り付けると「カチ」と言う音がしてロックします

新旧比較

取り外した古い燃料フィルター

2011年01月18日製造かな?

だとしたら10年前のフィルターって事ですねw

もともと付いてたのはUFIと言うフィルターですが、今回交換するHengst製のものと比較しても大きさ形状ともにほぼ同じでした

9万km走った燃料フィルターはどれくらい汚れてたのか?

取り外した旧燃料フィルターの内部がどのくらいひどいことになってるのか気になったので、フィルターをカットして中身を取り出してみました

左の奴が9万km使用した燃料フィルターです

フィルターに付着してる小さなシルバーの粉は、フィルター本体を切断した時の削りカスですので念の為w

ん?

なんか思ったより汚れてないような・・・

フィルターの一部を切り取ってみました

うーん・・・

なんか予想に反して燃料フィルターに9万kmの走行を感じさせる汚れは見当たりませんでした

あと燃料フィルターのフィルター部分て、触り心地としてはちょっとした厚紙みたいな感じなんですね

「フィルター開けてみたら黒いカスがボロボロ出てきて、そりゃーもう超汚かったので交換して良かったです!!」

みたいなセリフで締めくくろうと思ってたので、今回はかなり期待に反した結果となりました(ぐすん)

旧フィルターから出てきたガソリン

もともとついてた旧フィルターのアウト側から出てきたガソリンをペットボトルに貯めてみました

色的にはちょっと濁った池の水くらいでしょうか

アウト側から出てきたガソリンなので、本来ならこれがエンジンの方へ行き、インジェクターから噴射されることになります

ガソリンの色はもともと薄いオレンジ色なので、そう考えるとかなり汚いですね

やっぱ交換して良かったかも

と思いました

交換後の体感的な変化についてはまた改めてレポートします

その前に車検取らなきゃw

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