中華製の激安バイク用USB電源を買ってちょっぴり後悔した話
久々にバイクに乗るようになりましたが、ナビをGoogle マップで見たいのでスマホが手放せません
しかしちょっと遠出しようとすると、スマホのバッテリーが持たず「帰り道は全部感!」のような状態になりかねません
そこでアマゾンで売っていた激安中華製USB電源をつけてみることにしました
結論「おとなしく最初からデイトナのやつを買っておけ」
最初に結論を書きますが、余程ヒマで電子工作をしたくてしょうがない人を除いて、普通に日本製(デイトナ)のUSB電源を買っておいた方が良いです
理由は後述します
中華製バイク用USB電源
購入したのはアマゾンで売ってる、おなじみの怪しい中華製USB電源です
そのお値段、なんと600円弱
「やっすっ、デイトナなんて2000円くらいするから、こっちの方が絶対いいじゃん!」
そう思っていたのです、そうこの時までは。
中華製USBの初期仕様
アマゾンで購入した中華製USB電源が届いたので早速中身をチェックします
箱を開けると出てきたのは上記のものだけ、シンプルです
USBの配線口は一応フタが付け外しできるので、雨の日も安心?
一応オンオフスイッチがついていて、頼りないですが防水?のカバーがついています
配線は細くて、こんなんで本当に2Aでr、、、ん?
ナンジャコリャー、配線剥き出しじゃねぇかぁああああ
聞いてないよぉおおお(涙)
なんかしらの端子をつけないと。。。ポン付けできると思ってたのに。。。
安いからしょうがないか。。。
そして、ここからが電子工作の始まりなのでした。。
電子工作で取り付けできる形に加工
ちなみにこれ、フューズすらついてません
さすが激安中華
期待を裏切りません
ただ、運が良いことに昔のものをあさっていたら、こんなものが出てきました
昔、バイクツーリング時に使っていた、バイク車載用のPSPの充電器です
これを加工して取り付けることにしました
特に、このバナナ端子とフューズあたりをそのまま流用します
秋葉原でバイクブレーキ電源用のファストン端子(オス、メス)を買ってきてはんだ付けします
さらにさらに、電子工作をよくしていた学生時代のものをあさってると、ちょうど良さそうなケースを発見
今回取り付けた配線やフューズを入れると、これがまたシンデレラフィット!
こんな感じで仕上がりました
なお、ここに至るまで秋葉原へ2往復、時間にして2週間ほどを費やしています。。
バイクへの取り付け
今回、電源はアクセサリー電源から取ることにしました
バッ直が簡単ですが、やはり常時電気が流れてるとバッテリー上がりが心配なので。
調べてみたところ、簡単そうなのはフロントブレーキレバーの下あたりから+電源を取ることでした
そのために先程取り付けたファストン端子でプラスの電源をバイパスして拝借します
マイナス側は車体のどこからでも大丈夫そうですが、今回はアンダーブラケットに空いてるねじ穴を利用することにしました
フューズなどを収めた黒い箱は、雨風の影響を受けにくいカウルの内側に固定しました
ひとまずUSBのスイッチと配線口はこの位置に設置することにしました
ここならバイザーがあるので雨にも濡れにくいですし、電源スイッチボタンも押しやすいです
完成までに費やしたコスト
項目 | コスト |
---|---|
USB電源本体 | 630円 |
ファストン 端子と保護カバー | 100円くらい |
たまたま家にあったブラックボックス | 700円くらい? |
たまたま家にあったフューズと配線 | 100円くらい? |
費やした時間 | 2〜3週間 |
というわけで、この中華製USB電源を実際に取り付けるまでにかかった費用は、本体の代金を含めざっと1,500円ほどかかっています
さらに、仕事の休みの日を使って大体2〜3週間ほどかかっていますので、人的コストのなかなかのものです
デイトナ製USB電源はフューズはもちろん付属してますし、USB変圧器に使用してるICの性能も高そうなので、実際の電流量や変換ロスやを考えると、この中華製USB電源はむしろ高いものについたという感想です
安物買いの銭失いとはこのことでしょうか?
ちなみに秋葉原には2往復していて、それは私の調査不足のために違う部品を買ってしまったということなのですが、取り付けのための調査時間もそれなりに時間がかかったということを付け加えておきます
それでも私は電子工作が好きなので、なんとなく懐かしい思い出に浸りながら楽しくやれましたが、そうでない人の場合、迷わずデイトナのような日本製を買っておくことをお勧めしたいと思います
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