2019年上半期(1月〜6月)に最も売れた国産車は?輸入車は苦戦
日本自動車販売協会連合会と全軽自協(国軽自動車協会連合会)が、2019年度上半期(1月〜6月)における新車販売台数を発表しました。
というわけで、2019年上半期の国産車の販売台数と輸入車の販売台数を紹介します。
普通車と軽自動車を合わせた国産乗用車 ベスト10
順位 | メーカー | モデル | 売り上げ台数 | 区分 |
1位 | ホンダ | N-BOX | 131,233 | 軽 |
2位 | スズキ | スペーシア | 89,750 | 軽 |
3位 | ダイハツ | タント | 81,828 | 軽 |
4位 | 日産 | デイズ | 79,789 | 軽 |
5位 | トヨタ | プリウス | 70,277 | |
6位 | ダイハツ | ムーブ | 68,833 | 軽 |
7位 | 日産 | ノート | 68,543 | |
8位 | トヨタ | アクア | 60,349 | |
9位 | ダイハツ | ミラ | 55,439 | 軽 |
10位 | 日産 | セレナ | 53,662 |
1位のN-BOXは唯一の10万代を突破していて独走状態。
トップの1位から4位までを軽自動車が独占し、上位10位の内6台が軽自動車となっていることから、
軽自動車が販売台数を大きく占めていることがわかります。
上位10台の販売台数を累計すると、軽自動車が506,872台で普通車が252,831台となっていて、軽自動車は普通車の約2倍売れていることになります。
普通車部門 ベスト10
順位 | メーカー | モデル | 売り上げ台数 |
1位 | トヨタ | プリウス | 70,277 |
2位 | 日産 | ノート | 68,543 |
3位 | トヨタ | アクア | 60,349 |
4位 | 日産 | セレナ | 53,662 |
5位 | トヨタ | シエンタ | 50,926 |
6位 | トヨタ | カローラ | 47,836 |
7位 | トヨタ | ヴォクシー | 47,834 |
8位 | ホンダ | フリード | 45,548 |
9位 | トヨタ | ルーミー | 45,544 |
10位 | トヨタ | ヴィッツ | 45,279 |
普通車部門では上位10台をトヨタと日産がほとんど独占しており、唯一ホンダが8位にランクインしています。
軽自動車部門 ベスト10
順位 | メーカー | モデル | 売り上げ台数 |
1位 | ホンダ | N-BOX | 131,233 |
2位 | スズキ | スペーシア | 89,750 |
3位 | ダイハツ | タント | 81,828 |
4位 | 日産 | デイズ | 79,789 |
5位 | ダイハツ | ムーヴ | 68,833 |
6位 | ダイハツ | ミラ | 55,439 |
7位 | スズキ | ワゴンR | 51,377 |
8位 | スズキ | アルト | 38,139 |
9位 | スズキ | ハスラー | 29,712 |
10位 | 三菱 | eK | 25,925 |
1位のN-BOXが圧倒的に売れているのに対して、10位の三菱eKは2万台程度になっており、
いくら普通車に比べて軽自動車が売れていると言っても、実際に売れてるのは上位数台のモデルのみと言っても良さそうです。
SUV部門 ベスト5
順位 | メーカー | モデル | 売り上げ台数 |
1位 | ホンダ | ヴェゼル | 33,445 |
2位 | トヨタ | C-HR | 32,221 |
3位 | 日産 | エクストレイル | 22,603 |
4位 | マツダ | CX-5 | 20,201 |
5位 | トヨタ | RAV4 | 17,775 |
1位はホンダ ヴェゼルで2位のトヨタ C-HRとの差は1200台程度と僅差となっています。
ただし、2位のCーHRと3位の日産 エクストレイルは10,000万台の差があり、ヴェゼルとC-HRの人気の高さが伺えます。
5位のトヨタ Rav4はフルモデルチェンジした5代目が2019年4月から販売されており、
4月〜6月の事実上3ヶ月間での売り上げ台数と考えれば驚異的な台数です。
単純に売り上げ台数を販売月で割れば、月あたり6千台近く売れているわけですから、
もしもそのペースで6ヶ月間売れていれば1位のヴェゼルを追い越していた可能性もあります。
苦戦する輸入車
増税前の影響もあって順調に販売台数を伸ばしている国産車に対して、
輸入車は苦戦しているようです。
jaia(日本自動車輸入組合)によると国内での輸入車の登録台数は、
2019年上半期は2018年上半期に比べて1.8%減となっています。
2019年上半期 149,010台(1.8%減)
2018年上半期 151,803台
輸入車 ベスト10
順位 | メーカー | モデル | 売り上げ台数 |
1位 | MINI | MINI | 12,579 |
2位 | メルセデスベンツ | Cクラス | 11,257 |
3位 | VW | ゴルフ | 10,012 |
4位 | VW | ポロ | 4,820 |
5位 | BMW | 3シリーズ | 4,473 |
6位 | ボルボ | 40シリーズ | 4,431 |
7位 | メルセデスベンツ | Aクラス | 4,243 |
8位 | メルセデスベンツ | Eクラス | 4,062 |
9位 | ボルボ | 60シリーズ | 3,694 |
10位 | メルセデスベンツ | GLC | 2,883 |
1位に輝いたMINIは年間の売り上げランキングでも2016年から1位となっていて、相変わらずの人気の高さが伺えます。上位の常連であったVWゴルフがメルセデスベンツCクラスに2位の座を譲ったのは、次期型のゴルフ8を控えているために伸び悩んだ結果と言えます。
1位から3位までは1万台を超えていますが、4位のポロは5千台を切る登録台数となっていて、
3位までが多くの登録台数を独占している状況と言えます。
ちなみにボルボに関してはランキングに罠があって、「40シリーズ」「60シリーズ」とひとまとめにされていますが、例えばSUVのXC40とハッチバックV40は全く別の車です。
しかしランキング上では「40シリーズ」とひとまとめにされているために、見かけ上の登録台数は多そうに見えてしまいます。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません
検索
新たに注入された記事
: バイク
9月の北海道ツーリングで最適な服装/装備
2024年9月に北海道ツーリングに行ってきました その時の反省点を踏まえて、最適 ...: キャンプ
予算10万円で行く9月の北海道ツーリング11泊12日の旅(後編)
北海道ツーリング11泊12日の旅、後編になります 「まだ前編を見てないよ」って方 ...: キャンプ
予算10万円で行く9月の北海道ツーリング11泊12日の旅(前編)
先日、かねてから憧れていた北海道ツーリングに行ってきました! やっぱりバイクに乗 ...: DIY
GSR250Sの冷却水(クーラント)を交換
ふとGSR250(正確にはGW250)のサービスマニュアルを眺めていたところ、冷 ...: DIY
GSR250のエンジンオイルをDIY交換(1年半ぶり)
ホビーライダーである私は、バイクの年間走行距離が2,500km程度 GSR250 ...点火マップ
ドライバー
ぽりぽり
一度走り出したら運転2時間3時間はあたりまえのロングドライバー。
DIY、工作大好き。中古車検索は毎日の日課です
お問い合わせ