日本車はクラクションを変更しないとケンカの原因になる!?
![](https://dodddon.com/wp-content/uploads/2019/07/horn.jpg)
クラクションってどのくらいの頻度で使いますか?
おそらく「基本的にほとんど使わない」って人が多いのではないでしょうか
日本人はあまりクラクションを使わない傾向があります
「危ない場面に遭遇したら使う」
という認識でも、いざとなると、
「どの程度の危険性があったら使えば良いのかわからない」とか、
「なんとなく迷惑だから」
という理由で使いずらい面があるかと思います
今回はそのクラクションについて、使用するべきタイミングや日本車のクラクションの音色について紹介します
むやみやたらに鳴らしてはいけない
![](https://dodddon.com/wp-content/uploads/2019/07/honkinghorn-gettyimages.jpg)
クラクションは法律上では道路交通法第54条で規定されていて、正確には警音器と言います
警音器(以下、クラクション)は、
「危険を防止するためにやむを得ない場合以外には使用してはならない」
となっています
つまり、みやみやたらに鳴らしてはいけないということですね
前車に発進を即すための使用や、合図に使用はできない
ですから、
「青信号なのに前の車がなかなか発進しない」時や、
「ありがとうの合図としてのサンキューホーン」は、
実は違法になります
音の規定
クラクションの音については、保安基準第43条(警音器)で規定されています
第43条(警音器)
・音の大きさは自動車の前方7mの位置で87db以上、112db以下であること
・警音器の音は連続するもので(音の)大きさ及び音色(音量)が一定であること。
つまり、ある程度の音の大きさがあって、音色が変わらない、一定であれば良いことになります
誤った操作方法
「なんとなくクラクションて固くて押しにくい」
そう思ってるとしたら、もしかしたらあなたのクラクションを鳴らす操作方法は間違ってるかもしれません
クラクションを鳴らす時って、どこを押してますか?
![](https://dodddon.com/wp-content/uploads/2019/07/Electric-Automobile-Horn-Market.jpg)
上記の画像のように、ハンドルの中央部分を押してませんか?
間違ってはいないのですが、実は正確な場所ではないかもしれません
![](https://dodddon.com/wp-content/uploads/2019/07/01-1.jpg)
正確なクラクションを押す場所は、このようにラッパのマークが表示された場所になります
ですから、このようなハンドルの車では、
![](https://dodddon.com/wp-content/uploads/2019/07/www.youtube.com_watch_voIX9oUbdLb4-1-1024x543.png)
このように中央部分を押すのは間違いです
![](https://dodddon.com/wp-content/uploads/2019/07/www.youtube.com_watch_voIX9oUbdLb4-3-1024x544.png)
![](https://dodddon.com/wp-content/uploads/2019/07/www.youtube.com_watch_voIX9oUbdLb4-2-1024x539.png)
このように左側のラッパマーク、もしくは右側のラッパマークを押すのが正しい操作方法になります
このラッパマークの位置を正しく押せると、中央部分を押すよりも弱い力でクラクションを鳴らすことが可能になり、コントロールしやすくなります
つまり、軽くクラクションを鳴らすようなシーンでも苦労することがなくなります
一度、自分の車のハンドルにラッパのマークがどこについているか確認をした方が良いでしょう
使いずらい理由
クラクションはちょっと押すだけで大音量の音が出るので、迷惑にならないように軽く押すやり方をしてる人も多いかと思いますが、
クラクションが一瞬だけ鳴るように押すのはなかなかテクニックのいる方法でもあります
軽く注意を即すためにクラクションを鳴らしただけなのに、大げんかに発展しそうな気がしてしまいます
特に日本車の場合、クラクションの音色が非常の悪いことから、使いずらい側面もある気がします
劣悪な日本車のクラクション
日本車のクラクションはトヨタ系を筆頭に人間の神経を逆なでるかのような音色のものがほとんどです
こちらのクラクションをお聞きください
ある意味、日本人にとってはよく聴きなれた音ではありますが、
聞いていてとても気分の良いものではないですよね
むしろ不快で、焦りの原因を作る音色とも言えます
ドイツ車は迫力重視
![](https://dodddon.com/wp-content/uploads/2019/07/german-car-logos.jpg)
ドイツ車は、日本車ほど神経を逆撫でる音色ではないものの、かなり迫力を重視した音色になっています
フランス車はクラクションに優しさが
![](https://dodddon.com/wp-content/uploads/2019/07/2d70d0031b84d0ecb1d4e058c1a51bdd.jpg)
フランス車はシートにしても足回りにしてもソフトで人間に対する優しさが感じられる車ですが、
クラクションについても同様に、優しさを感じることができます
マツダはクラクションにもこだわり
![](https://dodddon.com/wp-content/uploads/2019/07/5ea36a4e-1.png)
日本車メーカーは全般的にひどい音色のクラクションが多いと書きましたが、
マツダは一味違うようです
上記の録音はマツダ「アクセラ」、「CX-3」、「デミオ」、「CX-5」のクラクションを順番にならしたものです
若干、おもちゃっぽい音がしますが、これが良いんです
ちょっと気の抜けたような、アホみたいな音色にすることによって、聴くひとに威圧感を与えません
オススメのクラクション
クラクションは車を買った後からでも交換できる社外品が売られています
日本車に乗っている人はクラクションを変えることをお勧めします
オススメは渦巻き状のクラクションです
音色はどちらかと言えば欧州車っぽい迫力のある音です
メルセデスベンツやBMWにもよく採用されているボッシュ性も良い音がします
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません
検索
みんなが目視してる記事
新たに注入された記事
: DIY
GSR250Sの冷却水(クーラント)を交換
ふとGSR250(正確にはGW250)のサービスマニュアルを眺めていたところ、冷 ...: DIY
GSR250のエンジンオイルをDIY交換(1年半ぶり)
ホビーライダーである私は、バイクの年間走行距離が2,500km程度 GSR250 ...: タイヤ
クロスバイクごときにグラベルキング32Cを装着してしまい、本当に申し訳ございませんでした
この度、かねてより憧れていたあのパナレーサーの超高級タイヤ 「グラベルキング」を ...: バイク
250ccバイクと大型バイクの維持費の差は年額約5,000円
コスパ最強ツアラーにして最高のバイク、GSR250Sに乗ってます が、たまに大型 ...: 自転車
「なんか最近ペダルを漕いでもあまり進まない気がする…」の原因はチェーンでした
私の愛車であるGiant Glide(2012)は購入してから10年が経過 ここ ...点火マップ
ドライバー
ぽりぽり
一度走り出したら運転2時間3時間はあたりまえのロングドライバー。
DIY、工作大好き。中古車検索は毎日の日課です
お問い合わせ