SUVのデメリット「ベスト5」!本当の車好きがSUVに乗らないその理由とは?
最近の自動車業界におけるSUVブームはますます過熱する一方で、自動車メーカー各社はSUVが主力商品となりつつあります
モデルチェンジしたトヨタRav4がいきなり売り上げランキングトップにランクインするなどSUVの人気は衰える気配を見せません
そんなSUVブームの中で、あえてSUVのデメリットを紹介します
車は高い買い物ですからメリットだけでなく、デメリットをよく認識してから購入を検討する必要があります
これからSUVを検討している人は参考にしてみてください
SUVのデメリット
1.「車の値段が高い」
SUVは一般的なセダンやステーションワゴンタイプと比べると金額が高めに設定されています
現代の自動車メーカーはプラットフォームを共通化して原価を落として製造しています
SUVは一般的にその自動車メーカーが販売している他のセダン等とボディーや部品を共用していることが多くコストダウンが可能です
一方でセダンと比べると多少高くても売れることから高めの価格設定が可能で、自動車メーカーにとっては利益率の高いモデルとなります
ただ、購入時の価格は高いのですが人気の高さゆえにリセール時にも高い金額がつくというメリットもあります
2.「維持費が高い」
SUVはセダンと比べると車両重量が重く、燃費も悪い傾向があります
ということはその分維持費が高くなりがちです
例えば同じ価格帯のセダンやステーションワゴンとSUVのカタログ燃費を比較してみるとわかりますが、明らかにSUVの方が燃費が悪いです
さらに、カタログ上の燃費は車台に乗せて計測しているためボディ形状の空力が無視された燃費の数値となっています
車にかかる空気抵抗は車を前から見たときの前面投影面積が影響してくるので、高速道路ではカタログ燃費とかけ離れた悪い数値となりやすいです
また、本格派のSUVともなるとタイヤサイズも大きくなり、交換する際の費用も高くなります
3.「死角が多い」
SUVはセダン系の車と比べると車高が高いことが特徴です
その分高い視点から車の周りを見渡すことになるので、一般的に前方の視界は良好になります
しかし、車の後方や数mの周囲においては死角が多くなります
特にリアにかけてしぼんでいくような流線型のクーペスタイルの様なSUVになると、後方視界は最悪で、リアビューカメラをつけないとまともに見えない車もあります
例えば曲がり角にある背の低い異物などには気づきにくくなります
ですから住宅街では注意が必要です
4.「長距離で疲れる」
車高が高いということは「重心点が高い」ということになります
重心点が高いということは、車の走る・止まる・曲がるという基本的な動きのなかで車がユッサユッサとゆすられやすいということになります
少し専門的にいうとピッチングやローリングが大きいということです
長距離では車が揺すられると人間は無意識に体を元のポジションに戻そうとします
短距離ではあまり気にならないかもしれませんが、長時間車に乗っているとこれが大きな疲れにつながります
そのため、一般的に車高の高いSUVは背の低いセダンなどと比べて乗り心地の面や操作性で劣ります
「自分のSUVは乗り心地は悪くない」
と思っていても、実は知らず知らずのうちに運転中に体を揺すられていて、
「なんだか長距離を運転すると疲れる」、
そんな風に感じてる方も多いのではないでしょうか
一度、購入を検討しているSUVと背の低いセダン系の車を乗り比べて見ると良いと思います
SUVだけ試乗しただけでは「それほど悪くない」と思っていても、実はベストではないことがあります
5.「スピード感がないので速度をついつい出しすぎる」
これはSUVに限った話ではないのですが、車高が高いとスピード感が少なくなり、ついついスピードを出しがちになります
スピードというのは体感速度があって、ドライバーの目線が低いほど実際の速度よりも速く感じます
反対に目線が高いと実際の速度よりも遅く感じます
あおり運転をしてくる人はワンボックスやトラックなど、車高の高い車が多いと感じたことはないでしょうか?
あれは、ワンボックスなどの車高の高い車はスピード感が実際に速度よりも遅いので、体感速度がセダンなどの車のドライバーとは異なるためです
車好きはSUVに乗らない?
車が好きな人は車の操作性にこだわる傾向があります
ですからセダンなどの車高の低い車に比べるとSUVは操作性が落ちるので、車好きな人からは敬遠される傾向にあります
さらに車がの軽さは運転の楽しさにも直結する重要な要素ですから、重量が重くなりがちなSUVはなかなか選択肢に入りません
もちろん、1000万円を超える様なSUVになると一般的なSUVとはまた世界が変わりますが、それは一般的な価格のSUVと比べてのこと
車高の低い車の方が操作性が高く、軽量で長距離に疲れづらいという物理的な法則は変わりません
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