助けて!プリウスが売れない!

自動車事故,販売台数,速報

トヨタのプリウスがここへ来て売れなくなってきています

おそらく主な原因は、4月に起きた池袋暴走を発端とする一連の暴走事故だと思われます

あまりにもプリウスによる暴走事故が目立つことから、巷では

プリウスロケット」や

プリウスミサイル

なんて言う名称が付いています

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プリウス販売台数の推移

上記のグラフは、2019年1月から11月までの3車種における販売台数の推移です

比較車種はトヨタのカローラ、シエンタ、プリウスです

プリウス(緑)は1月から7月くらいにかけて好調でしたが、8月当たりから急激にブレーキがかかり、ついに月の販売台数が8000台前後にまで落ち込んでいます

逆にシエンタ(赤)カローラ(青)は7、8月あたりからプリウスを追い越して販売台数がプリウスと逆転しています

プリウスによる暴走事故の一例

福岡県の原三信病院での暴走事故

2016年12月、福岡にある「原三信病院」の1階ラウンジに博多区の市道からプリウスが衝突し計10人を死傷させた事故

東池袋の暴走事故

2019年4月、東池袋で暴走したプリウスが計11人を死傷させた事故

イメージの悪化が要因か

プリウスといえば環境に良いとか、とりあえず車にあまり詳しく無い人が選ぶ車というイメージがあります

一連の暴走事故によって車の信頼が揺らいできた結果、今までのプリウスに対するイメージが崩れ落ち、販売台数の下落につながっているのだと思われます

それでも強気なトヨタの理由

例えばプリウスがホンダにとってのN-BOX的存在であるなら、これはトヨタにとって大問題です

それしか売れる商品がないからです

しかし、今のトヨタは他にも売れ線の車を多くラインナップしています

今までプリウスを購入していた層の客も、

「プリウスはイメージが悪いから他のメーカーの車にしよう」

とはならないのが今のトヨタです

そう、プリウス以外にもトヨタは「カローラ」「シエンタ」「ライズ」「ルーミー」「アクア」などの売れ線の車を多く持っています

ちなみに11月度の普通車販売台数では、トップ10に8台のトヨタ車がランクインしました

もはや今の日本では、「普通車はトヨタしか売れてない」そう言い切れるほどの結果です

6位の日産「ノート」と7位のホンダ「フリード」以外は全部トヨタなんですから

プリウスを買わない人もトヨタを買ってくれる

つまり今までプリウスを購入していた層の客は、他のトヨタ車からチョイスすれば良いわけであり、

トヨタにとってはそこまで痛くありません。結局、トヨタ内で完結してくれるわけですから

またプリウスが売れる時期が来る

しかし「人の噂も75日」と言います

厳密に75日なのかはさておき、しばらくすればまた暴走事故の印象は薄れ、

良いイメージの宣伝で過去の印象を上書きすれば、再びプリウスが売れる時が来ると予想します

その時は今の隙のないトヨタのラインナップに、再び最強のプリウスが戻ってきてトヨタにとっては盤石な体制になることは間違いありません

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