車で酔う人必見!車で酔わないための究極の解決方法
私は子供の頃、かなり車酔いをするタイプでした
父親や母親の運転する車ではそれほどでもありませんでしたが、おじいちゃん(祖父)の運転する車に乗るとひどい車酔い、吐き気に襲われていました
その頃おじいちゃんの家では小型犬(ダックスフンド)を飼っていました
どこかへ出かける時にはこの犬もおじいちゃんの運転する車に乗せるわけですが、しばらくするとその犬が車の中で吐いてしまうんです
犬が吐くところを初めて見たので、幼心に衝撃的な映像だったのを覚えています
大人になって自分で運転するようになってからは車酔いすることは無くなりました
ところがそんな今でもたまに他人の運転する車に乗ると酔ってしまう事があります
「車酔いをしないためには、出来るだけ遠くの景色を見ましょう」とか
「車内でスマホや読書をやめましょう」
なんて気休め程度の方法が巷ではあふれていますがそんなものは根本的な解決とは言えません
今回は私が突き止めた究極の車酔いを解決する方法を紹介します!
車酔いのメカニズム
車に限らず乗り物で酔ってしまうのは、目と耳が関係してると言われています
具体的には耳にある耳石器(じせきき)/三半規管が感知した情報と、目から入る情報が一致しなくなると発生します
自分で運転してる車で酔わないのは、自分で操作しているために情報の不一致が起こらないためと考えられています
ところが、他人が運転する車で不規則な揺れ(細かいカーブや加減速)が続くと、
目と耳の情報が一致しなくなりやがて自律神経の動きが乱れて車酔いをおこします
車酔いの原因は運転の仕方にあり
私のおじいちゃんは経営者だったのですが、その為なのかかなりのワンマン運転でした
急な進路変更や急激なアクセル・ブレーキは当たり前で、ジャッジドレッドよろしく
「俺がルールだ!」
とでも言わんばかりの運転でした
1995年のスタローン主演映画
法と秩序の乱れた犯罪都市で、その場で犯罪者を裁判・処刑する権限を与えられた人、それがジャッジドレッドです。「自分自身が法律なんだ」と勘違いし、容赦なく犯罪者に裁きを下していくSF映画です
最近でも乗せてもらうと酔ってしまう運転手の人も、同様に急なアクセル・ブレーキ・ハンドルの切り方をします
つまり、車酔いの原因は急激な操作によるものなんです
はっきり言ってしまうと運転が雑(下手)なんです
酔わないアクセルの踏み方
車酔いを起こさない「運転の上手い人」のアクセルペダルの踏み方は、左の青いグラフのようになっています
アクセルペダルを「じわー」と踏むので加速曲線がなだらかです
ところが酔ってしまう方の「運転の下手な人」は、右の赤いグラフのようにアクセルペダルを急激に踏み込んだかと思えばちょっとやめてみたりと、踏み方が一定じゃありません
このような踏み方をすると車は前後に揺れますので乗員も前後に揺すられることになります
酔わないブレーキの踏み方
アクセルペダルと同様に、やはり「運転の上手い人」は一定の強さで「じわー」っとブレーキペダルを踏みます
この時、車体は若干の前荷重をキープしたまま減速できるので乗員は少し前かがみになるだけです
ところが「運転の下手な人」は急激にブレーキペダルを踏んだり、離したり(二段踏み、三段踏み)を繰り返し、これまた減速が一定じゃありません
その度に乗員は前後に揺すられるので酔いやすくなります
急な操作をやめる
基本的にATなら車の操作をするのは3つだけ
アクセル、ブレーキ・ハンドル
この3つの操作に対して「急」がつくことをやめると、車酔いをしない運転に生まれ変わります
肝心なことは全ての操作を「じんわり」と行うことです
ただし、ドライビングポジションがよくないとこの操作がやりづらいので事前にドライビングポジションを確認することは重要です
修正が難しいケースも
ただ、残念ながらこの事実に自分から気がついて運転を修正できる人は少ないでしょう
厄介なことに、この手の「下手な運転手」は自分が下手だとは認識してません
そんなことを指摘したところで、
「俺は長年このやり方でやってきたんだ!」
と突っぱねられてしまいます
免許取り立ての人なら修正できるかもしれませんが、免許を取ってから長い間運転してる人には修正は難しいかもしれません
私の知り合いに、まさにこのタイプの人がいます
今でもたまにその人の車に同乗させてもらうんですが、かなりの高確率で私は酔ってしまいます
最初は「大人になった今でも酔うことがあるのか!」とびっくりしました
その人の運転は久しく忘れていたおじいちゃんの運転にそっくりなんです
その人の運転はというと、典型的に運転が下手な人の特徴そのものでハンドルは急に切るし、アクセルもガバッと踏みます
本人は目的地に到着する時間が仲間よりも短かったことを自慢するタイプで、運転には自信がある様です
ちなみにその人の運転は荒いことで有名で、仲間内でもたまに話題に上がる程です
燃費運転を進める
そういった類の人に、
「運転が下手だから酔っちゃうよ」
なんて、面と向かって言うことはできませんよね?
でも「こう言うやり方をすると燃費が良くなるよ!」と言う薦め方をすれば受け入れてもらえる可能性もなくはないかもしれません
燃費運転で解決
実は燃費に優しい運転をすると、必然的に上手い運転になります
それはなぜか
車を燃費を良く走らせようと思ったら以下の要素が必須だからです
・アクセルは一定の強さで踏み込む。急に踏んだり弱めたりしない
・ブレーキをなるべく踏まない
・ハンドルをなるべく切らない
アクセルは一定の強さで
アクセルペダルを急激に踏んだり離したりすると、エンジンは多くのガソリンを吸い込みます
つまり燃費が悪くなるわけです
ですからアクセルは「じんわり」と優しく踏みなるべく一定の踏み込む強さをキープする必要があります
これはまさに「酔わないアクセルの踏み方」そのものです
ブレーキをなるべく踏まない
ブレーキを踏むということはせっかくガソリンを使って加速した力を打ち消すことになります
ですから燃費は悪くなります
ブレーキを踏まない運転というのはアクセルだけで車速をコントロールすることです
ですから前方の信号が赤だったらだいぶ手前からアクセルペダルを離すことでなるべくブレーキを使う機会を少なくします
ハンドルをなるべく切らない
最近の車はハンドルが電動パワステになっています
この電動パワステは作動させると電気を消耗するので発電機の発電時間が増えます
ということは抵抗が大きくなるので燃費が悪化します
もちろんハンドルを切らないで目的地にたどり着くことはできませんが、ハンドルを左に右にとせわしなく切るのはやめて、なるべく少ない回数で済むようにすると必然的に急ハンドルが少なくなります
燃費運転をすると子供も酔わない
私は車の運転ではかなりの燃費運転をするタイプです
リッター1kmを改善するためにかなりの神経を使って運転します
車の運転が上手いのかどうかはわかりませんが、少なくとも私の車に子供を同乗させて酔ってしまった子を見たことがありません
子供は三半規管がまだ発達してないので酔いやすいのですが、酔わないどころか後部座席で遊び出したりします
自分が子供の頃におじいちゃんの車に乗っていたら車内で遊ぶなんて信じられない出来事な訳ですが、それが現実に起きています
酔わせない運転は良いことだらけ
「子供が酔いやすい」
「同乗する人が気分が悪くなって困ってる」
という人は自分の運転を改め、燃費を意識した運転に切り替えるとガソリン代も節約になりますし、同乗者を不快にさせることも減ります
さらに燃費運転は安全運転にも繋がりますので、まさに一石三鳥なんです
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