GSR250Sの冷却水(クーラント)を交換
ふとGSR250(正確にはGW250)のサービスマニュアルを眺めていたところ、冷却水(LLC)が2年または4年で交換となってることに気がつきました
グリーン(緑)のクーラントの場合は2年毎に交換となっています
このGSR250Sは購入してから1年半が経過しています
前のオーナーがいつ交換したのかはわかりませんが、とりあえず2年以上は交換されてない気がしたので交換することにしました
クーラントの排出
まずはクーラントを抜きます
GSR250はクーラントのドレンボルトがなく、車体左側のチェンジペダル前方あたりにあるホースを外して抜くタイプです
(このタイプ嫌い。。)
少し苦戦しましたがホースを外して冷却水を排出しました
受け皿は毎度お馴染み、ダイソーで買ったバーベキュー用の何かです
(ラジエターキャップも事前に外しておきます)
冷却水自体は綺麗なもんですが、黒いカスが気になります。。
バイクを左右にゆすったりして、車体内部に残ってる冷却水をなるべく排出します
リザーバータンクからも冷却水を排出します
終わったらホースを繋ぎ直して、ブレーキクリーナーで冷却水や付着してる泥などを洗い流しておきます
LLCの注入
今回購入しておいたクーラントは「古河薬品工業(KYK) ラクラククーラント 2L 緑」です
これを選んだ理由は、冷却水の中で一番安かったからです
(左のメロンクリームソーダは私の冷却水です。暑かったので。。)
GSR250の場合、必要なクーラントの量は約1.3Lなのでこれ1本で十分足ります
原液をそのまま使用できるので、特に希釈する必要もありません
バイク用とは書いてませんが、普通に使えるようです
GSR250は右側のタンク横あたりに冷却水の注入口やリザーバータンクがあります
この注入口から少しずつ注いでいきます
(リザーバータンクにもFラインまで入れておきます)
ある程度入ったらエンジンをかけて、エア抜きをします
(緑のクーラントはまるで、プレデターの血液のような色です)
電動ファンが回るくらいまでエンジンが温まったら一旦エンジンを止めて、車体をゆすったりします
そうすると冷却水が減ってるので、再度継ぎ足します
GSR250は冷却水の全容量は1.35Lになってますが、今回入ったのは1.2Lほどでした
サービスマニュアルによると、ウォーターポンプのエアブリーダーボルトを緩めてエア抜きができてるか確認する工程があります
写真赤丸のボルトを緩めて、泡が出てきたらまだエア抜きが必要、クーラントがピューっと出てきたら完了というもの
ただ、これはやってもやらなくてもどっちでも良いような気がしました
冷却水のエア抜きは必要か?
今回は3回ほどエンジンを掛けたり止めたりして、気泡がほとんど出てこないくらいまでエア抜きしましたが、正直そこまでする必要があるかは微妙だと思いました
だって空気なんて走ってれば振動などで自然と抜けるわけですし、抜けた分のクーラントはリザーバータンクから補充されます
エンジンを無駄に掛けてアイドリングするとガソリンも消費しますし、何より近所迷惑にもなります
全くしないのはちょっと危険な気がしますが、そこまでに神経質にやる必要はないのかなと思います
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