車のピアノブラック内装を避けるべき4つの理由
私は以前、内装にピアノブラックの素材を使った車に乗っていた事があります
中古車で欲しいと思った車についていたので、わざわざオプションでつけてもらったわけではありません
ピアノブラックのパネルって、一見見た目が良くてゴージャスな感じがします
でも実際の使い勝手ではデメリットが多いんです
そのデメリット4つを紹介します
ピアノブラックの欠点
その1「汚れが目立つ」
そもそも黒い色の上では、ホコリやゴミが目立ちます
ただでさえ目立つのに、ピアノブラックでは表面のホコリや付着した汚れなんかが、まるで、
スポットライトに照らし出されたかの様によくわかります
ディーラーやウェブ上でピアノブラックのパネルを見たときにゴージャスに見えるのは、「綺麗な状態」であるという前提があってのことです
汚い状態でのピアノブラックはもう最悪です
そこまで汚れてるわけでもないのに、他の色に比べて数倍にも引き立って見えてしまいます
多少綺麗好きな人や潔癖症な人は、まめに掃除しないと気になってしょうがないかもしれません
その2「指紋の跡がつく」
これは汚れが目立つ理論の延長線上になるんですが、
ピアノブラックって指で触ると指紋がくっきりと見えるぐらいに残るんです
ちょっと脂ぎったり汚れた手だったら、指紋がはっきりと残り一目瞭然です
ピアノブラックの車内で事件が起きたら、警察は指紋の採取に苦労しないでしょう
その3「反射して光る」
そして私が一番気に入らないのがこれです
街灯やトンネルといった、車外の光の変化に反応してピアノブラックのパネルがチカチカ光るんです
運転手は本来、車の外に意識を持っていなければいけないのに、地味にチカチカ光る内装に気が取られては運転に集中できません
もちろん中には気にならない人もいるかもしれません
バックミラーにお守りをぶら下げて、ブラブラと揺れてても運転中に気にならないくらいの人なら問題ないかもしれません
(私はどちらも気が散ってダメです)
その4「傷が目立つ」
ピアノブラックの素材を擦って傷つけようものなら、すぐにわかるほどの傷となってしまいます
なので気を使って取り扱う必要があります
液晶ディスプレイの光沢問題と似てる
車のピアノブラックって、液晶ディスプレイの光沢とよく似た存在だと私は思うんですよね
液晶ディスプレイは光沢のあるのと無いパターンがあります
光沢ありのディスプレイって、一見お店で見たりすると、とても綺麗に見えるんです
なんかこうキラキラ光ってて、高級そうな感じが出ると言うんでしょうか
ところが光沢ありの液晶ディスプレイって、実際に使うと実に見づらいんです
周りの光の変化が全て反射してしまうので、常に自分の後ろの光や影がちらつきます
光沢なしは一見地味に見えますが、実際に使いやすいのは明らかに光沢なしです(と私は思います)
車のピアノブラックの内装も同じです
ディーラーで見ると、ピアノブラックのパネルを使った車は一見高級そうに見えます
でも実際は使いづらいことが多いんです
思えば、ピアノブラックの内装が使われだしたのってここ最近ですよね
昔は安全面から採用しなかったのでは無いかと私は推測しています
だって昔の車の内装って、地味なものが多くて今の車みたいにキラキラ光る素材は今の車ほど使ってませんでしたから
シルバー加飾も同様です
だから、ピアノブラックやシルバー加飾って、目先の売上欲しさにメーカーがニンジンに麻薬を入れる様な行為だと感じてしまいます
これから車の購入を検討してる人は、ぜひそう言ったところも検討した上で車を選んでほしいと思います
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