渋滞をなくす魔法が存在する!?燃費も良くなる一石二鳥の裏技【エクスペクトパトローナム】

運転

車を運転する上で避けて通れない「交通渋滞」

よっぽどの郊外を除けば、ほぼ毎日のように渋滞は発生しています

渋滞にはまるとその分到着時間が遅くなりますし、燃費も悪くなります

イライラするドライバーも増えます

でも実はその渋滞を無くす魔法が存在することをご存知でしょうか?

しかも燃費も良くなって一石二鳥

本当はあまり教えたくないんですが、ここは一肌脱いで秘密の魔法をお教えします

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渋滞は何が問題なのか?

交通事故の増加

渋滞になると交通量が増え、車と車の間隔が狭くなります

そんな狭い空間を、「ちょっとアクセルを踏んではブレーキを踏む」

という動作を頻繁に繰り返す訳ですから、事故も通常時より多くなります

上記は2016年に高速道路上での事故を分類したグラフですが、約半数は停止した車に追突する事故になっています

低速で「進んだり・止まったり」を繰り返していくうちに、次第に集中力がなくなり注意力を欠いた運転になりやすい点が原因です

回避による抜け道での事故

渋滞が発生すると、なんとか回避しようとするドライバーが幹線道路からの抜け道を走行し始めます

この抜け道はその町の生活道路であることが多く、事故が起こりやすい要因にもなっています

この抜け道を走行する際の事故率は、通常の道路に比べて実に5倍にもなります

平均速度の低下

渋滞が発生すると、その道路における平均速度が低下します

国土交通省によると、大都市の一般道路ではピーク時になると40%は渋滞が発生しているのだとか

1年のうち1日以上は渋滞に消える

渋滞によって消える日本人の時間は、年間38億人時間に及びます

一人当たりに直すと、約30時間になります

ちなみに都道府県別にしたトップ3は以下の通りです

順位都道府県渋滞損失時間(億人時間)
東京都3.7
愛知県2.8
大阪府2.7

トップの東京都は平均値を超える3.7億人時間となっています

東京の人は年間約37時間が渋滞で消えることになります

37時間ということは約1.5日です

つまり、東京都民は1年が363.5日しか無いといっても良いと思います

東京都の主要な渋滞ポイント

渋滞による経済的な損失

渋滞によって日本人は年間で38億時間なくなるわけです

その38億時間は生産的な時間に使えませんので、これをお金に換算すれば約12兆円にもなります

これは日本にとって大きな経済的損失です

つまり日本は渋滞で、年間12兆円を捨てていると言い換えることができます

12兆円という金額は、

GDPで考えると日本全体の約2%
横浜市全体の経済規模

に匹敵する金額です

燃料を余分に消費することによる環境悪化

渋滞になると車の燃費が悪化します

渋滞がなければ消費しなかった燃料を余分に消費する訳ですから、環境にも良くありません

排ガスで公害の原因にもなります

沿道の環境

沿道、特に交通量の多い国道などでは車の速度が低下することでCO2(二酸化炭素)やNOx(窒素酸化物)等が多く発生します

車の速度と大気汚染物質の関係

上記の図は大気汚染物質と車の車速の関係を表したグラフです

速度が上がるほどNox(窒素酸化物)、PM(粒子状物質)、CO2(二酸化炭素)が下がっていくことがわかります

渋滞になって車速が遅くなると、大気汚染物質が多く排出されて大気汚染に繋がるのがわかるかと思います

そのほか、車が時速15kmから30kmに上昇すればCO2の排出量は30%も減少します

なぜ渋滞は起こるのか?

では渋滞がなぜ起こるのでしょうか?

その原因は主に3つあります

その1:交通量の増加

道路の交通量が交通容量を上回るからです

現在のメインとなる道路の多くは、古くは数十年前から作られたものです

その当時と現在とでは、走る車の数が違います

例えば、日本の東西をつなぐ「東名高速道路」は約50年前の1968年に作られました

しかし、その当時の日本の自動車保有台数は約1000万台でした

それが現在では約8倍8000万台にもなる訳ですから、渋滞するのも必然と言えます

その2:道路の形状・環境による自然渋滞

上り坂(サグ)

上り坂になると、それまでと同様にアクセルペダルを踏み込んでいても知らず知らずのうちにスピードが低下します

またサグと呼ばれる下り坂から上り坂に差し掛かる道路でも、上りに入った時にスピードが落ちます

これによって、後続車がブレーキをかけるなどして渋滞が発生します

上りで速度が低下した車よりも、その後ろを走る車の方が大きく減速する必要があり

これが渋滞を引き起こす原因となります

工事・事故・取り締まり

工事や事故、警察による取り締まりでは、

・車線が減少する
・通過する車が様子を現物する

などが原因で車速が低下し渋滞が発生します

合流

車線減少や高速道路の本線に合流しようとする際に、入れてあげる車がスピードを落とすため、自然と渋滞が発生します

その3:時間・道路の集中

だいたい人の考えることは同じもので、主要な幹線道路や多くの人が車に乗る時間帯での渋滞はピークを迎えます

わかりやすいのは大型連休であるゴールデンウィークでしょう

2019年度のゴールデンウィークは最大10日でしたが、渋滞する日はだいたい決まって集中しています

2019年度の例だと、

早い人(長期旅行組)が4月の27日か28日に出発、遅い第二陣(短期旅行組)が5月3日に出発して、

5月の4日か5日に帰るという計画の人が多かったのでしょう

ただでさえ日本の自動車保有台数は大幅に増えているのに、その車たちが一斉に同じ時間・同じ道路に集中したら渋滞するのも当然です

渋滞を回避するテクニック

それでは、ここからは渋滞を回避するテクニックを紹介します

ピーク時間を避ける

みんなが車を使いたい時間が集中する訳ですから、その時間をあえて避ければ良い訳です

それでは具体的な例を上げてみます。

多くの人は午前8時〜9時くらいに出発しようと考えます

さらに帰りは暗くなる前の午後4時〜6時です

ということはその時間を外せば良い訳です

例えば、出発は午前4時〜5時にする、もしくは前日の深夜12時にする

帰りは午後3時前、もしくは午後7時以降にする

という風に、人とは違うリズム・予定で計画すれば渋滞を避けることができます

渋滞する道路を避ける

現代人はほとんど車のナビを頼りに道路を選択します

車のナビはだいたいが安全で最短距離の幹線道路を選択します

もちろん全ての渋滞する道路を回避できるわけではありません

主要な幹線道路からの抜け道も事故を多発するので危険です

それでも日本の道路では渋滞するポイントはほぼ決まっています

高速道路では回避は難しいかもしれませんが、通常の一般道では少し遠回りしても空いてる道路は存在します

渋滞を解消する魔法のテクニック

それでは最後に、渋滞を解消する魔法のテクニックを紹介します

それは

前の車と一定の車間距離・車速を保って、走行することです

車間距離

前を走る車と自分の車の距離のことです

適切な車間距離は速度によって異なりますが、一般的には、

前の車が通過した位置に、2秒後に到達する距離

と言われています

車間距離が短すぎの例

あなたはこんな光景を目にしたことはありませんか?

こんなに車間距離が短い状態で走行すると、

・前の車がブレーキを踏んだら衝突する危険性がある
・頻繁にブレーキを踏むことによって渋滞が発生し燃費も悪化する

と、悪いことだらけで良いことはほとんどありません

また車間距離が短いと渋滞が発生しやすくなります

例えばサグ部での場合、

先頭の車が仮に速度低下しても、後続車の自分が車間距離を保っていればブレーキを踏まないで済むので
渋滞が発生しません

実際にこのことは社会的な実証実験によって証明されています

この実験を簡単に説明すると、

渋滞中に車間距離をあけて走る車を「渋滞吸収車」と名付けて渋滞する区間に投入します

場所は渋滞の名所として知られる中道自動車道の「小仏トンネル」です

小仏トンネルは典型的なサグ渋滞により頻繁に渋滞が発生する典型的な場所です

ここに8台の渋滞吸収車を走行させます

渋滞吸収車は「一定の間隔」「一定の速度」を維持しながら走行します

その結果、渋滞の解消に一定の効果が確認されています

車速

車間距離と同様に、車速も一定に保ちます

渋滞時に最もやってはいけないのは、

「前の車との距離が空いたからといってアクセルを強く踏み込んで距離を詰め、ブレーキを踏む」

という行為です

渋滞中の1台がこのような走行をすると、さざ波の方に後方の車に伝播してしまいます

あまり運転に上手じゃない人によく見られる運転です

これらの人はブレーキを使わないと車速をコントロールできません

アクセルペダルはジンワリと踏むようにして、なるべくブレーキを踏まないように走りましょう

ですから、例え前の車との距離が空き過ぎてしまった時でも、なるべく速度を上げ過ぎずにゆっくり走行しましょう

このような走行はアクセルを強く踏まないので、燃費もよくなりますし、ブレーキパッドも消耗しません

効果が出るのは後ろを走る車だけ

さて、ここまで話を引っ張って申し訳ないのですが、

実はこの渋滞解消テクニックは、自分の後ろを走る車にしか効果は出ません

「なんだ、自分には関係ない話か・・・」

とは思わないで欲しいんです

例え自分には関係なかったとしても、

自分より後ろを走る車の渋滞解消に繋がると考えたら、社会的にも意味があると思いませんか?

そしてそんな考えの人が日本中をお覆い尽くすほど増えたら、日本からは渋滞なんて無くなるかもしれません

そして効果が出るのは後ろの車だけですが、自分の車の燃費が良くなるのは間違いありません

自分は燃費を稼ぎつつ、後続の車の渋滞を解消する

そんな素敵な走行の仕方が「一定の車間距離・車速」です

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