一時抹消登録で払いすぎた自動車税2万3千円を取り戻す

車検

個人的な近況となりますが、今年はコロナウイルスの影響で車を使う機会が激減しました

また車の車検期限が迫ってますが当分の間、車を使う予定もないので思い切って今回は車検を取らずに「一時抹消登録」をすることにしました

そしてまさに今日、その手続きをしてきたので、記憶がホットなうちにそのやり方や還付金のもらい方などをレポートしたいと思います

私の車の保険料は年12,860円です(しかも輸入車)

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一時抹消登録とは?

一時抹消登録のやり方

一時抹消登録とは、簡単に言えば、

事情があって一時的にに車を使わないから、その間ナンバーを切っておく

という状態のことを言います

あくまで一時的に乗らないだけで、再使用を目的としている点が永久抹消登録との違いになります(永久抹消登録は廃車目的)

一時抹消登録をしておくと、その期間の自動車税が発生しません

年度の途中で一時抹消登録をすれば、払いすぎた自動車税の還付を受けることもできます(軽自動車は除く)

車に乗ってないのに自動車税を払い続けるのはもったいです

それなりの長期間乗らないことがわかっているのなら、あらかじめ一時抹消登録をしておくことでお金を節約できます

さらに年度の途中であれば、払いすぎた自動車税を取り戻すことができます

私の場合の還付予定額

自動車税

自動車税の還付は月割りになります

自動車税はその年の4月から翌年3月までの分を先払いするシステムですから、その年度の途中で抹消すればそれ以降の月の分を取り戻すことができます

例えば私の場合、本日7月28日に一時抹消登録をしましたから、翌月の8月から来年3月分までの自動車税の還付を受けることができます

8月から3月までは8ヶ月間になりますから、

34,500円 ÷ 12 × 8ヶ月で、23,000円分の自動車税を取り戻すことができるはずです(計算上は)

一時抹消登録にかかった費用と時間

今回の一時抹消登録手続きに費やした費用と時間をまとめておきます

時間:3時間くらい?

費用:650円(一時抹消登録:350円、印鑑登録証明書の発行に300円)

でした

3時間と聞くと長く感じるかもしれませんが、ほとんどは移動時間です

印鑑登録証明書の発行と、陸運局の手続きだけなら1時間30分くらいです

事前準備

一時抹消登録で事前に準備が必要なものは以下の通りです

  • ナンバープレート2枚
  • 自動車検査証(車検証)
  • 印鑑登録証明書
  • 実印

これ以外に必要な申請用紙などは陸運局で手に入ります

(陸運局のHPでは申請用紙がダウンロードできますが、陸運局に行けば無料で手に入るのでわざわざ印刷して持ってく必要はありません)

ナンバープレートの取り外し [所要時間:10分]

必要工具

プラスドライバーとマイナスドライバー

ナンバープレートを取り外すには、プラスドライバーが必要です

封印を取り外すために私はマイナスドライバーも使いました

後ろの封印

封印の破壊

フロントのナンバープレートは簡単に外れますが、問題は後ろのナンバーに取り付けられた封印です

これはマイナスドライバーを「えいやっ」と当てて、ネジの頭が見えるまで穴を開けます

封印に穴を開けました

このぐらいまで穴が開けば十分です

あとはプラスドライバーでネジを取り外せば、リアのナンバープレートも取り外すことができます

この封印はもう使わないので、見た目はどうなっても構いません

追記:

この時取り外したネジ丁重に保管しておくことをお勧めします

なぜなら仮ナンバーを発行してもらう時にはネジはもらえないからです

いい加減にその辺にしまっておくと、いざという時に困ることになります(自分みたいに)

自動車検査証(車検証)

車検証

車に車載してる車検証を引っ張り出してきます

印鑑登録証明書

印鑑登録証明書

印鑑登録証明書は最寄りの役所などで発行できます

手数料は発行手段によって異なりますが、窓口の場合300円でした

実印

実印

後々の申請書に押印するために、印鑑登録に使用した実印が必要になります

一時抹消登録の手続き

一時抹消登録の手続きは最寄りの陸運局で行います

最寄りの陸運局は国土交通省のHPから見つけられます

実はOSS(ワンストップサービス)と呼ばれるオンラインシステムを使えばわざわざ陸運局まで行かなくていいらしいのですが、利用にはマイナンバーカードが必要になるので私は断念しました

陸運局は独特の殺伐とした雰囲気がありますが、その空気に負けないように頑張りましょう。車屋さんやバイク屋さんといった業者の人が多いので、ワイルドな男たちが発する空気がそう感じさせるのかもしれません

1.受付窓口でナンバーの返却

まずは「受付窓口」でナンバープレートを2枚返却します

その際に、手数料納付書を買います(350円)

2.申請書の記入

記入する申請書は以下の2枚だけです

手数料納付書

手数料納付書の記入

欄がいっぱいありますが、実際に記入するのは右上にある、

  • 「所有者又は使用者の氏名又は名称」
  • 「申請人又は申請代理人の氏名」

の2つだけです

申請した人が所有者自身であれば、どちらも同じ名前を書くことになります

申請書(第3号様式の2)

第3号様式の2

一時抹消登録の申請書を1枚とって記入します

第3号様式の2の記入
一時抹消登録の見本

台の上に見本がありますから、これを見ながら記入していきます

注意点としては、この申請書は鉛筆で記入する必要があることです

又、押印には実印が必要になります

私は誤って永久抹消登録してしまわないように何度も「一時抹消登録」であることを確認しました

3.発券機で順番待ち

申請書を提出する窓口の横に発券機があるので、ボタンを押して順番待ちの券を発行します

番号が呼ばれたら、ここまでで記入した申請書2枚と車検証、印鑑登録証明書を提出します

ここでまた番号の書いてあるカードを渡されます

あとは待ってれば、再びそのカードの番号で呼ばれます

4.車検証っぽい紙をもらう

登録識別情報等通知書

あとはこの「登録識別情報等通知書」という紙を1枚もらって終わりです

見た目が車検証と似てますが、よく見ると車検証とはフォーマットが少し違います

詳しく見てみると、「登録年月日」が申請した日付になり、備考欄に「一時抹消登録」と記載されてました

また車を使用するときにこの紙が必要になるそうです

大切に保管しておきましょう

※ 紛失してしまってもこの通知書は再発行できないようです(こわ)

自動車税の還付方法

還付金

最後に、気になる自動車税の還付方法です

陸運局で一時抹消登録をすれば、自動的に還付用の用紙を後日郵送してくれるそうです

それを持って郵便局に行けば払いすぎた自動車税の還付を受けることができます

ただし、陸運局ではその手のアナウンスは一切ありませんでした

又、還付用の用紙が送られてくるのは2ヶ月程度かかるようですので、還付を受けることができたら改めてそのやり方などを更新したいと思います

果たして計算通り、私の2万3千円の自動車税は取り戻すことはできるのでしょうか?

乞うご期待です♩

(追記)返金されました

自動車税の返金申請書が届く

車の一時抹消登録から3週間ほどたった先日(8月20日)、家にこんな封筒が郵送されてきました

振替払出証書

中には「振替払出証書」と書かれた紙切れが入ってました

どうやらこれを郵便局の貯金窓口に持っていくとお金が返してもらえるようです

赤枠内に自分の住所氏名を書いて、身分証明書を持って郵便局に持っていきましょう

なお、貯金窓口は平日しかやってませんのでご注意ください

2万3千円

金額も私の計算通りの23,000円でした

よかった、よかった

それにしても自動車税の返金は2ヶ月かかるとの噂でしたが、実際には23日というスピードでお金が返ってきたのには驚きました

・7月28日 車の一時抹消登録

・8月20日 返金用証書の到着

ということで今回初めて、自動車税の返金にチャレンジしてみましたが案外拍子抜けするほど簡単に手続きができました

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