私の愛車遍歴(バイク編)

バイク

昔の記憶を思い出しながら、私のバイクの愛車遍歴を書いてみました

私の車の保険料は年12,860円です(しかも輸入車)

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初めてバイクを買った高校3年の冬

自転車が大好きな私は、学生時代はとにかくどこに行くにも自転車でした

そんな私も高校3年生になり、さすがに自転車では行動範囲の限界を感じてきました

しかし貧乏な学生の私には車は到底買えないし、維持できない

そこで目をつけたのがバイクでした

中型自動二輪免許は合宿教習で取得しました

田舎の教習所だったためヤンキーが多く、酒を飲んではゲロ吐いて、申し訳なさそうにゲロを処理して香水を振りかけて証拠隠滅を図ろうとしていたヤンキーの姿を今でも思い出します(どんな合宿教習だよ。。)

免許取得後、学校で分厚いバイク雑誌をパラパラめくったりしてどのバイクにしようか検討した結果、

初めて選んだ我が愛車はホンダ ナイトホーク250でした

なぜこのバイクにしたかって言うと、車検がなくて燃費が良くて人気がなくて中古車が安いから

まぁ、一言で言えばお金がかからなそうだったからですね

あとはマフラーが2本だしで後ろから見るとカッコ良かったw

確かヤフオクに出品されていたバイクで当時6万円くらいで買ったと思います

空冷二気筒のエンジンは確かに燃費が良くて、リッター30km以上は余裕で出てました

しかし、エンジンの熱効率が良すぎるためなのか、冬場はちょっと休憩するとすぐにエンジンが冷えてしまい、いちいちチョークを引かないとエンジンがかからないくらいでした

お店に寄るたびに再始動時にはチョークを引かならければならず、冬場は非常に面倒なバイクだった記憶です^^;

またエンジン音も私が苦手なカブ系の音質でした

1年くらい乗ったのちに、最後はヤフオクで富山(だったかな?)のおじさんに売却しました

奇跡の一発試験合格で浮かれて買った骨6

大学に入ると大型自動二輪に乗りたい欲が出始めました

ただ教習所に通うようなお金はないので試験場での一発試験でなんとかしようと思いたち、練習を開始

いろいろ調べた上で、スラロームや一本橋を想定して父のCB400SFを借りて練習しました

一回だけ試験場のコース解放にも行きましたね

知らない方のために解説しておくと、大型自動二輪免許の一発試験て合格率が8%?とかで、10回くらい受験しないと受からないくらいのものでした

私もまさか1回で受かるとは思っていなかったのですが、奇跡的に運よく1回で合格することができました

(その日の合格者は私を含めて3名いましたが、他の2名の方は共に「8回目の受験」と言ってました。私の唯一の自慢話です)

ちなみに他の受験者はこれまたヤンキーが大勢来ており、そしてなぜか彼らは出発前にエンジンをブンブン煽って出発するんですが、あれどうみても試験管は良い印象を与えません

あれをやった時点で試験はハードモード化する気がします

試験管も人の子ですからね

そんな話はともかく、試験に1発で合格した嬉しさで意気揚々と買ったのがホンダ ホーネット600でした

ホーネットのグラマラスなボディに大型規格の600ccのエンジンを積んでおり、そのころの私に刺さったんだと思います

ヤフオクで出品されていた中古を買ったんですが、すでに購入時にマフラーがエグテック湾岸スペシャルの2本出しに交換されており、これがまたカッコ良かったw(2本出しフェチ)

だがしかし、これがまた重低音がかなりある上に抜けが良すぎて下のトルクがスカスカでした

ただでさえこのホーネット600は巷では「下のトルクがない」と言われてましたが、それに輪をかけて低速トルクが細かったです

下のトルクがないので発進時にガバッとアクセルを開けると、すぐにエンストしてました

ある時、信号待ちからの発進時にエンストして思いっきりタンクに股間を強打しました

トルクがスカスカになるほど抜けが良すぎるマフラーは股間に悪いということを教えてくれた一台です

このバイクは見た目はカッコ良かったんですが、重低音が響き渡る上に下のトルクが薄くて乗りにくく、割とすぐに売ってしまいました(毎度お馴染みのヤフオクで)

大学時代を支えてくれたホンダJade

ホーネット600で大型バイクを体感することができたので、今度はまた維持費の安い現実的な250ccに戻ろうと思い、選んだのがホンダJade250でした

本当によくできた大好きなバイクで、私のバイク史上で最も長い間乗りました

ヤフオクで発電系に故障がある中古車を安く(5万円)で落札しました

結果的にはレギュレーターを交換したら治ったのでラッキーでした(ジェネレータの故障だったら高くついてた)

特にカムギアエンジン特有の「ミャいーーん」と言う音が好みでした

250ccではありますが、四気筒エンジンで40馬力あり、シグナルダッシュで回せばバックミラーの後続車が点になるくらいの加速力がありました

その気になって回せば結構早いバイクで、高速道路も120kmで巡航することもできました

四気筒なので燃費的にはリッター24km前後でしたね

乗ってるうちに欲が出て色々カスタムしました

ビキニカウルやトップケースに始まり、グリップヒーターに補助ライト、荷物を乗せるための専用の金属ラックなんかも自作してました

自分にとっては本当に名車でしたね

この後同じカムギアのホーネット250に乗ることになるんですが、Jadeの方がバランスが良く完成されてると感じました

ただ、再び大型バイクに乗りたくなり、ヤフオクで落札し夜の1時すぎに受け取りにきた高校生くらいの学生に売却しました

本当にいろんなところに行って思い出を作ったバイクだったので、実際にバイクが持ってかれてしまう時はかなり寂しい気持ちになりました

現在はJadeの中古車価格がかなり高騰してることもあり、このバイクは売らなければ良かったと今でも後悔しています

全財産を乗せて走ったバンディット1200S

Jadeで満足してはいたものの、再び大型バイクに乗りたい欲が出てしまい購入したのがスズキ バンディット1200Sでした

バイクとしては珍しい油令式でした

Jadeにビキニカウルをつけてカウルの効果を体感したので、バンディットはハーフカウルつきの1200Sにしました

なぜこれを選んだのか、理由はよく覚えてないのですが、購入価格が38万円だったのはよく覚えています

なぜなら当時の私の貯金全額が38万円であり、全財産をはたいて買ったバイクだったからです

さすがに1200ccもあるのでトルクがありましたが、それまで乗ってた250ccに比べるとアクセル一捻りですぐにいけない速度まで到達してしまい、あまり回せないストレスがありました

またシフトインジケーターが付いておらず今何速に入ってるのかがわかりずらかったため、インジケーターを表示する機械を電子工作で作っては取り付けたりして、予備で作ったやつはヤフオクで売ったりしてました

基盤に配線をつけるのがあまりに面倒で生産性が悪く、事業としては軌道に乗りませんでしたw

また、全財産に乗って走ってる恐怖心から、バイクを楽しむと言うよりも、

「盗まれたら全財産が無くなる」

「事故ったら全財産が無くなる」

といったフォースの暗黒面(マイナスの思考)に囚われるようになり、とても乗ってられなくなってすぐに売りました

なんとなく油冷エンジンのゴリゴリした感じは今でも覚えています

このバイクは、、、どこに売ったんだろう?

思いだせないけど多分ヤフオクです

バイクは転倒するってことを教えてくれたホーネット250

学生時代のボンビーな私にとって再び現実的な250ccバイクということで、今までずっと気になってたホーネット250に乗り換えることにしました

以前乗ってたJadeの音がどうしても忘れられず、再びカムギアのバイクに戻りました

このバイクもヤフオクで買ったんですが出品者が大阪の人で、当時住んでいた埼玉から夜行バスに乗って行き、その足で600kmくらいの距離を12時間くらいかけてぶっ通しで乗って帰ってきた思い出のバイクです

現車確認で実際に見てみると出品画像よりも傷や錆が多く、正直失敗した感が強かったのですが、既に片道切符の夜行バスで大阪にいるため引き返すこともできずにしょうがなく購入しました

(商取引で関西人の言うことを信用してはいけないということを教えてくれた一台です)

購入価格は20万円くらいだったと思います

Jadeと同じでカムギアの「ミャいーーん」音のするエンジンで、アップマフラーと相まって見た目は本当に今でも大好きなバイクです

ただ後輪が180/55ZR17という大型バイク並みの太さがあることで、カーブの寝かし込みがJadeのようにニュートラルではなく、「よっこらしょ」って感じで寝かし込まなきゃいけないので、コーナーリングの不自然さは感じていました

また、このバイク以降しばらくバイクには乗らなくなるのですが、その要因の一つを作ったバイクでもあります

それは忘れもしない山梨県のとある研修所に行ったときのことです

帰りは夜の雨が降る中、山道をホーネット250で走ってると妙に良いペースでついてくる車がいました

その後続車はいわゆる煽り運転というわけではなく、それなりの距離をとって付いてきてはいたのですが、私は自然とペースアップしてしまい、とある採石場前のコーナーを曲がるときにタイヤがスリップして思いっきり転倒してしまいました

それが自身初めてのバイクの転倒でした

よくドラマなどでバイクに乗ってるスタントマンが転倒して、すごい回転でコロコロ回るシーンがありますが、まさにあんな感じでした

そのときホーネットにはエンジンガードを装着していたため、運の良いことにタンクは無傷でした

が、バイクが滑っている間にアスファルトで削られたエンジンガードは元々の太さの半分程度になっており、装着していたビキニカウルも大破してしまいました

時期的には冬だったこともあり、私自身はプロテクター入りジャケットなどをもこもこと着ていたこともあって、体はまったくの無傷でした

大きな事故があるときってスローモーションになるって話がよくありますが、私の場合もバイクがスリップして転倒する時も本当にスローモーションでした

急に映像がスローになって、暗い空が見えたかと思ったら次の瞬間にはすごい勢いで自分が回転してることに気づき、「なんとか止めないと」と思い必死に回転を止めた感じでした

この事件がきっかけとなり、コーナーに入るときにバイクを寝かせるのが怖くなり、バイクから遠ざかるきっかけとなりました

バイクってコーナーで寝かせるのが楽しいのに、それが怖くなるとバイク自体が楽しめなくなります

後述しますが、ホーネット250を売却した後は父のバイクをたまに乗っていましたが、東京に引越しするタイミングで本格的にバイクに乗らなくなっていきました

これ以降しばらくは完全に車生活に移行することになりました

GSR250Sでリターンライダーとして復活

ホーネット250の売却から時を経ることうん10年、普段の生活では車がメインになってましたが、事情があり車を売却することになりました

それまで常に何かしらのバイクや車を乗り継いでましたが急に何もなくなってしまい、手持ち無沙汰というか、何か移動手段が必要でした

その頃、ちょうど世間はコロナショックによるバイクブームが到来しており、自分もまた乗り始めるかと探し始めたわけです

実はJadeを買った当時、ホンダのゼルビスというバイクも検討の対象にしてました

このゼルビスはツアラーバイクで、250cc二気筒のエンジンにハーフカウルという自分の思う理想的なコスパ最高ツアラーバイクでした

ただ、一見不人気そうなバイクなのに実際はコアな人たちに人気があったのか、ボロい割に高い値段がついた中古車ばかりで実際に買うことはありませんでした

実は意外とこの手のバイクって意外に存在しないんですよね

ちなみに探してたバイクの条件は以下のような感じでした

欲しいバイクの条件
  • 二気筒
  • 250CCであること(車検がない&高速道路にも乗れる)
  • FI車
  • フルカウルじゃない
  • けどフロントカウル付き、もしくは後付け可能
  • 前傾ではなくアップライトな乗車姿勢
  • 中古車相場が高くない
  • 燃費がそこそこ良い
  • ツーリング(長距離)に向いてる

このゼルビスと同じようなバイクを、まるで現代版として蘇らせたようなのがスズキ GSR250Sなのかな、と言う感じがしました

GSR250はエンジンこそゼルビスのようなV型ではありませんが、250ccの二気筒エンジンにハーフカウル、2本出しマフラーという自分の理想にぴったりのバイクです

乗車姿勢も最近のバイクにありがちな前傾ではないので、乗っていて楽です

しかも不人気者だからなのか中古車も妙に安い

というわけで自分の条件にバチコーンと音を立ててはまったのがこのGSR250Sでした

ちなみにGSR250は、ネイキッドのGSR250/ハーフカウルのGSR250S/フルカウルのGSR250Fの三兄弟です

ネイキッドのGSR250
フルカウルのGSR250F

風防必須な私にとってネイキッドは論外としても、フルカウルはあまり自分の好みではなく(エンジンは見えてる方が嬉しい)、かつ、この三兄弟の中で最もハンドルポジションが高くて、最もフロントカウルの高さがあるのがGSR250Sだったため、このSに決定しました

実際に乗ってみると、エンジンパワーは24馬力しかないのでJadeのような絶対的な加速力はありません

しかしロングストロークのエンジンは全域でトルクがあり、比較的低速(50kmほど)で走ってるときのエンジンの鼓動が妙に心地よくて、スピードを出さなくても十分楽しめます(重要)

6速55kmくらいでゆっくり走ってて楽しいバイクです

速く走らないと楽しめないバイクって幸せになれませんからね

また二気筒なので低回転域では「パタパタ」というツインエンジンらしい鼓動を感じる一方、エンジンの回転数を上げていっても振動が少なく、大袈裟に言えばまるで四気筒エンジンのように回ります

そういう意味では一粒で二度美味しいエンジンです

この辺りは最近のバイクの進化を感じました

同じ並列二気筒250ccエンジンのナイトホークとは全然違います

車体が大きい点については、むしろ自分の身長(約180cm)とあっていて、人間とバイクの比率で自然な感じがします

ホーネット250に乗っているときはバイクが相対的に小さくて、小さいバイクに無理やり乗ってる感がありましたw

燃費も街や郊外では最低30km/L以上出るので割と満足しています

ちなみにSについてるスクリーンは胸よりしたのお腹あたりに風が当たるのを軽減してくれます

自分の身長では胸より上は普通に風が当たりますが、ロングツーリングではお腹に風が当たらないのは割と重要です

お腹に風が当たると呼吸がしづらくなり、長距離では地味にボディブローのように効いてきます

時速80km以上スピードをだすとスクリーンの効果がはっきりと体感できます

とにかく、良いバイクを買ったと思います

(欲を言えば、こんなバイクはホンダが出して欲しかった)

それにしてもしばらくの間車生活だったので自分がリターンライダーとして復活したからしみじみ思うんですが、バイクって本当に良いですね!

番外編

実は私が高校3年でバイクを乗り始めた際、それを見ていた父が触発されたようでリターンライダーとしてバイクに乗り始めました

父はそもそもホンダ技研で働いていたこともあって元々バイク好きだったので、私がバイクに乗り始めたのをきっかけに再びバイク熱が再燃したようでした

(元々、コロコロと興味が変わる私に感化される傾向がありました)

ただ父と学生の私とでは財力が全然違うので、私以上にいろいろなバイクを買ったり売ったりしてました

父のバイクは割と自由に乗って良い感じだったので、私は自分のバイクに乗る以外にもよく乗っていました

というわけでイレギュラーではありますが私の愛車遍歴(番外編)として書いてみました

スズキ RF400R

私のナイトホークに触発されて父が購入した初めてのバイクがこのスズキのRF400Rでした

なぜこのバイクを買ったのかはよくわかりませんが、マフラーが奏でる独特の低音とエンジンが全く見えないほどのフルカウルで風の影響も少なく、かなり乗りやすいバイクだったことはよく覚えています

高校3年生の時に、友達の家にバイクを見せびらかす目的でRF400Rで行ったら白い目で見られてのを思い出します

ツアラーとしての特性を持つ良いバイクでしたが、ほとんど遠出はしませんでした

増車に伴い、あまり乗らないうちに売ってしまってました

ホンダ CBR250RR(MC22)

RF400Rを持ってる状態で増車したのがこの四気筒のCBR250RRでした

今では信じられませんが、当時はこのバイク、中古で30万円もしませんでした

ただ父が購入したCBR250RRは前オーナーによってマフラーが交換されていて、めちゃくちゃうるさい音がしてました

なんせ家のまえでエンジンをかけると、マフラーの音による振動で家の窓ガラスがビリビリと振動してたくらいですw

住んでいたのが割と郊外だったこともあり、親子そろって近所迷惑なバイクをよく買ってました

157kgという軽量な車体に45馬力を発生するエンジンを積んでいて、回すとかなり速かったです

乗車姿勢的には前傾がキツく、常に加速して走ることをバイクから要求される感じがありました

マフラーがうるさいのと姿勢がきついのとで、私はあまり乗らなかったバイクでした

自分には前傾のきついレプリカやSSは乗れないと言うことを教えてくれた一台です

ホンダ XLR250

この当時、父は増車に次ぐ増車でバイクを買っていて、その流れで買ってたのがホンダ XLR250でした

父が買ったのはセルなしキックスタートの方で、初めて買ったキック式のバイクで私もよくキックを練習してました

なんとなく全体的にオイルの匂いがするバイクだったので、今思えばどっかから漏れてたのかもしれません

シフト(ギア)が固くてちょっと入りづらいのと、信号待ちからエンストしたときに急いでキックで始動しなきゃいけないのが大変だった記憶があります

とはいえバッテリーレスなので放置していてもそれほど問題もなかったことから、このバイクは結構長い間売らずに家に置いてありました

ホンダ XR250 Baja

XLR250を持ってるのになぜか増車されたのがこちらのXR250 Bajaです

実はこの前にXR250モタードを買ってましたが、なんとなくエンジンのフィーリングがおもちゃっぽいのとロードパターンのタイヤがあまりにもバイクの特性に合ってないように感じてすぐに売ってこちらを買ってました

どうやら父はオフロードバイクが気に入ったようでXLR250を気に入ってましたが、ヘッドライトが暗くて夜走りにくいのと、キックスタートが面倒だったのでこちらのバイクを買ったようでした

このバイクは父も私も気に入ってよく乗ってました

保有してた期間や乗った距離を考えると、このバイクが一番だったように思います

オフロードバイクなので車重は135kgと軽めなのに単気筒で28馬力あり、オンロードの峠を走っていても楽しいバイクでした

マフラーも交換したりして、単気筒の鼓動と音は長時間聴いていても聴き疲れしませんでした

そしてオフロードバイクでもコーナーが楽しいことを教えてくれたバイクでした

一度このバイクで新潟までキャンプツーリングに行きましたが、オフロードバイクのシートは幅が狭く設計されていて長時間乗るには耐えられないことを教えてくれた一台です

1日7時間くらい乗ってると、このシートがまるで三角木馬かのように思えてくるほどです

最後にはお尻から激痛と共に変な汁が出てましたね

みなさま、オフロードバイクでの長距離ツーリングにはお気をつけください

やっぱり餅は餅屋、基本オンロード(長距離ツーリング)はオンロードバイクです

ホンダ CB400SF

400ccの四気筒バイクを探してた時に買ったのがこのCB400SF VTEC SPECⅡでした

正直なんでこのバイクを買ったのかよくわかりませんが、とにかく大型二輪の一発試験を受ける時に練習には役に立ちました

一発試験自体はCB750なんですが一応兄弟車ということで。

初めてのバルブが切り替わるVtec搭載バイクで、エンジン回転数が6,750回転を超えると2段ロケットに火がついたかのような加速と音で回すと面白いバイクでした

当時、埼玉県立川市にあるホンダドリームの試乗車でこのバイクが用意されていて、なぜかその試乗車であるCB400SFについてた社外マフラーがF1みたいにめちゃくちゃ良い音がしてました

そのマフラーを最後まで探してましたが、その時すでに存在したマフラーの騒音規制には合致しておらず、ついに買うことができませんでした

あのマフラーは四気筒史上最高のマフラーだったと今でも思います

ちなみにCB400SFって車両重量は190kgくらいでGSR250Sとほぼ同じなんですが、比べてみるとCB400SFの方が妙に重く感じたのはバイクに慣れてなかったからなんでしょうか

なんていうか、車両重量はそこまで重くないのに小さい車体に詰まってる感じで取り回しですごい重たいバイクって感じがしました

教習車両として採用されていることが物語ってるようにクセのないよくできたバイクでしたが、逆に言えば個性がなく、なんとなく乗っていてあまり面白いバイクではありませんでした

それと、どこかに行った際に犬のう○こを踏んだらしく、洗っても洗ってもその匂いがなぜか落ちず、以降ずっとう○こ臭がしてました

私の中でのう○こバイクです(匂いの話)

匂いの話ついでにもう一つ、CB400SFって独特の排気臭がすると思っていて、目隠しした状態で匂いだけを嗅いだだけでCB400SFを当てられる自信が今でもあります

トランザルプ400V

ホンダの隠れた名車?、トランザルプ400Vです

こんなダサいバイク(失礼)、自分だったら絶対買わないのですがいつの間にか父が買ってました

このトランザルプ400Vは、グリーンのカウルと相まって見た目がバッタみたいで超絶ダサいのですが、乗ってみるとなんとも言えない心地の良いエンジン音鼓動でとても癒されるバイクでした

おっとりした性格なんだけど、このV型二気筒エンジンの鼓動でどこまで走っても飽きのこないバイクだと思います

「魚とバイクは見た目が悪いほど良い」

という格言を自分の中に作った1台です

思うにバイクって、風の影響を避けようとするとフロントが盛り上がったデザインになり非常にダサく見える気がします

BMW R1100GS

それまでいろんな日本メーカーのバイクを乗ってきましたが、初めての海外製バイクということもあり衝撃を受けたNo1は間違いなくこのR1100GSでした

まるで馬のようなデカさと重さですが、走り出してしまうと信じられないくらいの安定感がありました

フロントブレーキをかけてもフロントが沈み込まない独特の動きや、ツーリングでの疲労の圧倒的少なさ、小さいのに効果抜群のカウルなど、それまで築いた私のバイクの常識を全てぶち壊した1台です

正直なところ、下手な軽自動車で走るよりこのR1100GSで走った方が疲れないのでは?と思うくらいのレベルでした

ただGSの問題点は、間違いなく243kgというその重さでした

人間が乗るバイクとしては重すぎるんです

立ちゴケして一人で引き起こせなかったのは、このバイクが初めてでした

ていうか他のバイクではほとんど立ちゴケすらしたことがなかったので、単にバイクがでかくて足つきがあまりよくないってのもあったように思います

自分が立ちゴケしたのは水平なアスファルトの上で、引き起こしにはとてもコンディションの良い場所でしたが、これがぬかるんだオフロードだったら引き起こすのは不可能、と思えるくらいの重量です

もしオフロードの足場の悪いところで転倒したら、バイクは諦めて帰るくらいの感じになるかもしれません

また水平対抗二気筒エンジンという、「バイクにボクサーエンジン?考えついても普通作るか?」という日本人では絶対に作らないだろうバイクですが、その独特のエンジン鼓動はとても気持ちよく、シフトチェンジした時にも「かちゃっ」という音と振動がありギアが入ったことが体感的にもわかりやすいバイクでした

またこのバイクは購入した時点でマフラーが交換されてましたが、このマフラーが自分にとってベストなカスタムマフラーでした

パーシャルで走ってる時は非常に静かなんですが、アクセルを開けた時だけけたたましい音で存在をアピールしてくれる、という私にとって理想的なマフラーでした

単純にマフラーの音質も好みでした

ネガティブポイントとしては、ウインカーの押しボタンの位置は非常に不便でした

知らない方のために解説すると、右ウインカーを出すには右手側にあるスイッチを押し、左ウインカーは左手側にあるスイッチを押すんですが、これがやりにくい

この点に関しては日本メーカーが採用してるウインカースイッチ方式(左親指だけで操作)の方が優れてると感じました

あと、ツーリングでこそ絶対的な安定感を発揮しましたが、オンロードの上でさえ立ちゴケの恐怖感が常につきまとうので積極的に一人で遠出しようとは到底思えませんでした(自分のバイクじゃないしね)

このデカさ重さでは気軽に乗ろうという気も起きず、衝撃を受けた割に父の私もそこまで距離は乗らなかった気がします

しばらくはバイク屋で保管してもらってたようですが、気付いたらヤフオクで売却されてました

スズキ スカイウェイブ250

就職して東京に来ると、それまで郊外では楽しかったバイクが面倒で楽しくない乗り物へと感じるようになりました

特に東京は信号が多いので、ギア車だと発信してからトップギアまで入れては信号で止まり、またトップギアまで入れては信号で止まることの繰り返しで、シフトチェンジの煩わしさを感じるようになりました

そこで購入したのが当時大流行していたビクスクの一つ、スカイウェイブ250でした

スカイウェイブはシフトチェンジしなくて良いので東京で乗っていても非常に楽ではあったんですが、なんせ楽しくない

運転は楽なのに楽しくないんです

やっぱりバイクっていうのはギアを変えることも含めて楽しいんだと痛感しました

その頃、バイクの路上取締りが強化され、それまで町中にバイクの路上駐車で溢れかえっていたのが、その取締り強化を機に街中からバイクが消滅していました

自分もまさにこのスカイウェイブで取締りを受け、自業自得ですが反則金を支払うという痛手を負いました

自分自身、その頃はバイクを持ってなかったので、バイクに乗ると言えばこの父のスカイウェイブだったわけですが、その取締り以降なんとなくバイクに乗らなくなってしまいました

それまで楽しくやってたのに、いきなり先生に怒られた感じって言うんですかね

父もこれ以降、なんとなくバイクには乗らなくなって行きました

この頃には私はすでに就職してたので、車を購入&維持するお金が溜まっていたこともあり、これ以降は車の愛車遍歴になります

私にとってバイクとは?

戦闘機です(車を旅客機とした場合)

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