運転が下手な人の特徴?「カカトをつけない」「同乗者や子供が酔う」

運転

あなたは同乗者にこんなことを言われたことはありませんか?

「(あなたの)車に乗るのは怖い」

「(あなたの)車に乗ると酔う」

そこまではっきり言われなくても、

「子供(ペット)が必ず酔ってしまい、車に乗りたがらない」

「運転に自信がない」

「タイヤが減るのが異常に早い・偏摩耗する」

という人は運転の操作が間違っている可能性があります

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独自な運転になりがち

そもそも車の運転は多くの人が教習所で習うものですが、教習所や教官によって教えかたは様々

運転をする上で重要なペダルの操作方法やシートポジションの合わせ方など、むしろ教えてくれない所の方が多いんじゃないでしょうか

私自身も免許を取得した教習所では、ほとんど法律的に必須な事しか教えてもらった記憶がありません

また、仮に教習所で教えてもらったとしても免許を取得してから時間が経つにつれて忘れていくことも多いと思います

そんな影響なのか自動車の運転は、ついつい独自の運転操作に偏りがちです

「自分では当たり前だと思っていた操作方法も、他人から見たら間違っていた」

ということもあるわけです

間違った操作がなぜ悪いのかというと、ペダルの踏み間違えや事故に繋がりかねないからです

「運転が上手い」というのは「速い」ということではない

さらに事故にならなくても正しい車の操作は運転のウマさに直結します

「運転が上手い」というのは、

スムースな操作ができる」という意味です

もっと正確に言うと「車の荷重移動が少ない」ということです

とあるテレビ番組で、レーシングドライバーの脇阪寿一氏もその様に言っていたので間違い無いと思います

運転が上手いと事故を防げるだけじゃなく、同乗者を不快な気分にさせません

多くの人が勘違いしてるペダル操作

多くの人が勘違いをしているのがアクセル・ブレーキのペダル操作です

なぜ多くの人が勘違いしてると言えるのかと言うと、以前、あるヤフーのニューストピックスが話題になったからです

それが以下の記事です

ブレーキの踏み方に男女差がある!? なぜ女性はカカトを付けずにペダルを踏むのか?

この記事はヤフーニュースの中にある「くるまのニュース」と言うカテゴリで配信されたものです

記事の内容を要約するとこんな感じです

  • ペダル操作は人によってばらつきがある
  • 女性ドライバーは踵(かかと)をつけない人が多いと言う事実に、メーカーの男性開発者は驚いた
  • 足のサイズが小さいと踵(かかと)をつけづらい
  • 日産デイズでは踵(かかと)を床につけなくてもブレーキが急制動にならない様にした
  • 踵(かかと)を床につけずにペダルを踏むことが良いか悪いかと言う議論は意味がない

このニュースへのコメント欄では、踵(かかと)を「つける派」と「つけない派」が存在していました

「かかとをつけない派」のコメントは概ね以下の様な内容でした

「つけない派」から寄せられたコメントは大きく集約すると以下の3つの意見に大別されていました

「教習所で踵(かかと)をつけないと教わったから浮かせている」

「操作がしにくいから踵(かかと)を浮かせている」

「普段は踵(かかと)をつけているが、急ブレーキの時は浮かせている」

踵(かかと)を浮かせるのはNG

上記のニュースコメントでは、踵(かかと)を浮かせるべきなのか、つけるべきなのかは対立していましたが、正解は「踵(かかと)はつける」です

各自動車メーカーは踵(かかと)をつけた状態でペダル操作する様に設計しているからです

また、それが理想のペダル操作でもあるからです

詳しくは以下のメーカー公式リンクをご覧ください

トヨタ「クルマの運転の基本 ~上手なアクセルとブレーキ操作(オートマ編)~

マツダ「理想のドライビングポジションでクルマを走らせる楽しさ

また、上記のニュース内でも、

「ダイハツや日産の女性開発者が、『女性はカカトを床につけない人が多い』と言う事実を男性開発者に理解してもらうのに苦労した」と言うエピソードがありました

この話からも「男性開発者は運転手は全員がカカトをつけてるはず」と言う思い込みがあったことになります

と言うことはカカトを着けている状態を前提にしているとも言えます

カカトを浮かせるのは昔のやり方

教習所で「カカトを浮かせる」と教わるのは、昔の車のブレーキはかなり強い力で踏み込まないと制度力を出せなかった頃の名残があるからです

しかし現代の車はブレーキブースターと呼ばれる倍力装置によって、軽い力で制動力が出せる様になっています

もちろん、万が一の急ブレーキの時には車の制動力を限界まで使う為にそれなりの力で踏み込む必要があるので、カカトは当然浮きます

しかし基本的にはカカトを床に着けて、カカトを支点とした操作が正しい方法です

ただ、一方では足のサイズが小さい女性などは物理的にカカトをつけられないと言う現実もあると思います

そう言う人は、車を選ぶ際にその車のペダルレイアウトが自分に合いそうかどうかも検討してください

車のペダルレイアウトはどの車も同じ様で、実はメーカーや車によって三者三様です

なぜ踵(かかと)を浮かせてはいけないのか

その答えは、

自動車メーカーがカカトをつける前提で設計しているから

となります

ただ、それだけだと身もふたもないので詳細を説明します

カカトを浮かすと足の移動量が大きい

カカトを浮かせたペダル操作だと、極端に言えばアクセルとブレーキを踏み変えるたびに足自体を大きく動かす必要があります

「よっこらしょっと」

と言った感じでしょうか

また、足全体を動かして踏み変えるのでペダル位置を把握しずらく、踏み間違えの原因にもなり易いです

一方でカカトを床につけると、カカトが支点となり、足先だけを動かすことでブレーキやアクセルペダルの操作ができ、最小限の動きで済みます

また、カカトの場所が支点となりいわゆるガイドになっているので、ペダルの位置を把握しやすくふみ間違えを起こしずらい操作にもなります

ここまで説明すると中には、

自分はカカトを浮かせてるけど、ペダルをふみ間違えたことは無いし問題ない!

と言う方もいると思います

短距離や短時間の運転では問題なくても、長距離の運転になるとこの小さな違いによる疲れが蓄積し、やがて大きな疲労となって襲ってきます

人間は普段では間違えないことでも、疲労状態になると普段では間違えないミスや失敗を起こします

仮に短距離であったとしても、移動量の少ない操作の方がシンプルで正確な車のコントロールができるので、上手な運転にもつながります

運転が下手な人は踵(かかと)を浮かせてる?

断定してしまうと否定されるかもしれませんが、運転が下手な人は踵(かかと)が浮いている人が多い気がします

なぜなら、カカトが浮いていることによって正確な車の操作や力加減の調節ができない為に、

ギクシャクしたアクセルワークやブレーキの踏み方になってしまいがちだからです

運転が上手くなる為には

踵(かかと)はしっかりと床につけましょう

カカトを起点として指のつけ根でアクセルとブレーキペダルを踏むイメージです

また、ドライビングポジションが悪いと上手くペダルを踏み込めません

ドライビングポジションについては別の記事で書いています

ここまでを読んでこられた方ならば、

カカトの位置やドライビングポジションについては問題ないと思います

その上で重要なのはペダルの踏み方です

正しいペダルの踏み方は「じんわり」

正しいペダルの踏み方で重要なのは「じんわり」と踏み込むことです

踵(かかと)が床についていると、カカトを支点としてペダルをじんわりと踏み込むことができます

ペダルを踏み込む力の加減が調節し易いからです

車のペダル操作はこの「じんわり」とした操作がとても重要です

アクセルを踏む時

左はアクセルペダルをじんわり踏んだ時、右は急に踏んだ時のグラフです

アクセルペダルは、ATであれば停車状態からブレーキを離してクリープで進んだのを確認してから踏み込むぐらいでも良いと思います

急激にアクセルペダルを踏み込むと同乗者を不快にさせるだけでなく、エンジンはガソリンを急激に吸い込むので燃費も悪くなります

さらにタイヤも摩耗が早くなります

ブレーキを踏む時

左はじんわりとブレーキを踏むことで、初期制動を緩やかにしています

一方右は最初から急激に踏み込んでいるので速度はすぐに落ちますが、減速度がで過ぎていて同乗者が不快になります

右はどちらかといえば急ブレーキに近い踏み方です

運転が下手な人の特徴

運転が下手な人はもれ無くペダルの踏み方が下手な傾向があります

自分の踏み方が正しいのかどうかは、以下の方法で確認できます

運転する際に正面を見つつも、横目で助手席の同乗者をよく観察してみてください

特に同乗者の首から上に注目してみてください

アクセルペダルを踏んだ時に、この様に同乗者の頭がヘッドレストに当たる、

もしくは当たりそうになっていませんか?

反対に、ブレーキを踏んだ時に同乗者の頭や体が前方にガクンと揺れていませんか?

これが多い人ほど運転の下手な人

少ないほど運転の上手い人です

運転が下手な人はペダルの踏み方が急なので、車体の荷重移動が多く、ペダルを踏み込むたびに同乗者の体が前へ後ろへと動きます

なので同乗者は不快に感じ、人によっては酔ってしまいます。

乗り物酔いの原因は三半規管

運転手が車酔いをしないのは、車の操作をしている為に次の挙動が予測できるので、視覚情報と三半規管が一致するからです

一方で同乗者は車の動きが予測できないので、加速や減速が不規則に続くと三半規管が刺激されて酔ってしまいます

子供は大人と比べて三半規管が発達していないので割と酔い易いのですが、酔うかどうかは運転にも大きく左右されます

運転の上手い人の車だと、子供は酔わないどころか逆に車内で遊び出したりします

子供はわかり易いバロメーターなので、ぜひあなたも子供が酔わない様な運転を心がけてみてください

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