輸入車のエンジンオイルを激安で交換するならジェームス?

整備,輸入車

車の消耗品のなかで、最も交換頻度が高いのはほとんどの人にとってエンジンオイルです

最近の車は一昔前の車に比べて本当に壊れなくなってきているので、

「定期的なメンテナンスはエンジンオイル交換ぐらいしかやってない」

という方も多いかと思います(私もそんな一人です)

逆に言えば、

「エンジンオイルの交換は、車のエンジン性能を保つ上で非常に重要なメンテナンスだ」

とも言えます

ただ輸入車の場合、正規ディーラーでエンジンオイル交換を依頼すると非常に高額になります

車種にもよりますが1回エンジンオイルを交換するだけで、2万円程度の金額は覚悟する必要があります

そのため、輸入車の維持費をできるだけ低く抑えるには、エンジンオイルの交換をどれだけ安くできるかにかかっています

私の車の保険料は年12,860円です(しかも輸入車)

年間の保険料12,860円の証拠写真

なぜそんなに安いのか?
それは無料の一括見積もりで1番安い保険会社探し出したからです

最短3分で安い保険会社が見つかります
ムダに高い保険料を払い続けてするのはもう終わりにしましょう 1番安い保険はこちらから

輸入車の最安オイル交換はジェームス"だった"?

個人の営んでいるカーショップレベルで見れば、もっと安いところはいくらでもあるかと思います

しかし、全国どこにでもある量販店のレベルでは、恐らくジェームスが最安"だった"のではないでしょうか

ジェームスについて

トヨタグループであるトヨタ モビリティパーツ株式会社(旧 株式会社タクティー)が運営しているカー用品店です。「楽しい」「気軽」「親切」「信頼」をブランドコンセプトに全国に89店舗を展開しています

最安だった、と過去形になってるのは理由があります

ここ数年の度重なる値上げによって、もはやあまりお得だとは言えない金額にまで交換料金が高くなってしまったからです

(ジェームスは事あるごとに、しれっとピットメニューの価格表を更新しています)

しかしそんな今でも、ジェームスで交換した方がお得な車も存在します

イエローハットやオートバックスとの比較

ちなみに他の大手カー用品店であるイエローハットやオートバックスは、店舗によって輸入車自体のピット作業を受け付けてもらえない場合があります

さらに、イエローハットやオートバックスは交換工賃こそ安いのですが、店舗で売ってるエンジンオイルが非常に高価です

一度アマゾンや価格コムで売ってる最安の値段を見てしまうと、とてもそんな値段で買う気にはなれません

オートバックスはオイル持ち込みも対応してもらえる店舗がありますが、その場合交換工賃が高くなってしまいます

結果、トータルの交換費用が高くなるので候補になりません

そんなわけで輸入車ユーザにとって魅力的なジェームスではありますが、

輸入車のエンジンオイルを交換するとき、ジェームスで損する人・得する人とはどんな人なんでしょうか?

ジェームスで損する人とは?

ジェームスのピットメニューの特徴は何と言っても、

「オイル量に関係なく金額が定額である」

という言葉につきます

入れたエンジンオイルの量が多くても少なくても、支払う金額が同じなんです

つまりどういうことか

エンジンオイルがいっぱい入るタイプの車はお得、ということになります

輸入車の中には、エンジンオイル量が6L、7Lはざらに入る車がありますよね

こう言った車たちは普通に量り売りのエンジンオイルを入れたのでは高額になりますが、ジェームスでは非常に安くに交換することができます

ジェームスのオイル交換で損する人はその逆で、

エンジンオイル量が3L程度と言った少量しか入らないような車です

ちなみに私の車もエンジンオイル量が3L程度しか入りません

(正確な容量では3.7Lほどなのですが、全量はオイルが抜けないので入る量も3L弱になってしまいます)

1Lあたり1,500円の差

車のエンジンオイル量の違いによって、1Lあたりの金額がどの程度の差になるのかをシミュレーションしてみます

上記の表は、とあるジェームスの店舗でのオイル交換料金です

(表の金額には、オイル料金や交換工賃が全て含まれています)

交換するエンジンオイルはモービル1(5w-30)、エンジン排気量は2,000ccとします

その場合、オイル交換料金は上記の画像の通り、7,898円(+税)です

3.0Lの車

エンジンオイル量が3.0リッターの車の場合、

7,898円 ÷ 3.0L = 約2,633円

ということになり、1Lあたりのエンジンオイル交換料金は約2,633円となります

7.0L入る車

エンジンオイル量が7.0リッターの車の場合、

7,898円 ÷ 7.0L = 約1,129円

ということになり、1Lあたりのエンジンオイル交換料金は約1,129円となります

この両者の違いは実に1Lあたり1500円

上記の結果の通り、ジェームスではエンジンオイル量の異なる2台の車を比べた時、

1Lあたりのオイル料金が1,500円も違ってくるわけです

モービル1の最安は1Lあたり1,000円

ちなみにこのモービル1というオイル、現在のネット上での最安値だと4Lで4,000円ほどです

つまり1Lあたり1,000円という金額になります

そう考えるとどうでしょう?

7Lの車はめちゃくちゃお得に

7Lエンジンオイルが入る車の場合、1Lあたりの金額が交換工賃を含めて1,129円ですから、かなりお得だと言えそうです

仮に「ネットで4L4,000円で購入してエンジンオイルを持ち込んだ」

と仮定したらどうでしょう?

その場合、1Lあたりの交換工賃は129円ですから、7L分で903円ということになります

903円がエンジンオイルの交換工賃だとしたら激安です

つまり、ネット最安値のオイル代金を考えたとしても7Lのエンジンオイル容量がある車はスーパーお得に交換できることになります

3Lの車はかなり割高

逆に、3Lしか入らないクルマでは1Lあたり2,633円ですから、かなり割高です

1Lあたりのオイル代金をネット最安の1,000円とすれば、

交換工賃は1Lあたり1,633円となり、3Lでは約4,900円になります

交換工賃だけで約4,900円という金額、人によって受け取り方は様々だと思いますが、

少なくとも私はかなり高いと感じています

こう言った理由から、私はジェームスでエンジンオイル交換をすることはやめました

ジェームスのエンジンオイルの中身

ちなみにジェームスのHPにあるピットメニューリストには「mobil1」と言ったブランド名こそ書いてあるものの、その中身や種類が明記されていません

(mobil1と言っても実際にはいろんな種類のオイルがあります)

判明してる範囲で、中身のオイルがなんのかを紹介します

Mobil Super

  • Mobil Super(0w-20) → 「Mobil Super 3000
  • Mobil Super(5w-30) → 「Mobil Super 2000 X2
  • Mobil Super(5w-40) → 「Mobil Super 3000

Mobil 1

  • Mobil 1(0w-20) → 「Mobil1 Advanced Fuel Economy
  • Mobil 1(5w-30) → 「Mobil1 Fuel Economy

Mobil 1 ESP

  • Mobil 1 ESP(5w-30) → 「Mobil1 ESP Formula

ほんの少し前まではもっとお得感が

ここからは過去の話なので、本当にどうでもいいことなんですが

ほんの少し前まで、ジェームスは国産車も輸入車も同じ一律価格でした

なので、輸入車であっても国産車と同程度の費用でエンジンオイル交換ができて非常に割安感がありました

しかし、いつしか国産車と輸入車の価格を別々に分けられてしまい、輸入車の方が値上げとなってしまいました

また、以前はエンジンオイルフィルターが輸入車であってもエンジンオイル交換費用+1000円程度だったのに対し、現在では+2000円以上となってしまいました

以上の理由から、ジェームスは輸入車にとってかなり厳しい価格へ転換してきてると言えます

最近の車は輸入車であっても、環境性能を考慮してエンジンオイル容量を少なくしてきてる車種が増えてきています

そういう意味では、これからますます輸入車にとってジェームスのエンジンオイル交換はお得感がなくなってきていると言えそうです

損をしない車の売り方

車を買い替える時に一番損をしない方法は、無料の一括査定を取ることです
私は前に乗っていた軽自動車を売るときに23万円高く買い取ってもらえました

最短約40秒のかんたん入力でおおよその査定額がわかります
もし希望の金額じゃなかったら売らなくてもOK
あらかじめ大体の査定額を把握しておけば車のステップアップも可能

詳しくはこちら