自動ブレーキがついに義務化へ!予想されるデメリットとは?

予防安全,自動車事故,自動運転

今まで自動ブレーキは、一部のトラックとバスにだけ義務化されていましたが、今後は普通車も義務化することが政府によって決定されました。

対象は普通乗用車や軽自動車などです。
義務化されるその自動ブレーキについて詳しく説明します。

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2021年度から

新型の車種は早ければ2021年度から自動ブレーキが義務化されます。
その他の車種も、その数年後から順次義務化されます。

つまり2021年以降に販売される新車は、ほとんどの車ですべて自動ブレーキが標準装備されるという事です。

なぜ義務化?

相次ぐ高齢者による衝突事故などが全国で増えているからです。
あまりニュースにはなっていませんが、毎日、高齢者による自動車の事故は全国で発生しています。
そう言った事故に歯止めをかけるために義務化されます。

運転手の84%は眠くても運転する

また、ある報告によると運転手はたとえ眠くても、84%の人は運転するそうです。

この結果に心当たりのある人は大勢いると思います。
たとえ眠くても行かなきゃいけない場所があって、他に運転してくれる人がいなければ自分で運転するしかありませんからね。

うっかり寝てしまったような時でも自動ブレーキは有効ですから、高齢者だけでなく全ての運転手に有効な安全装置だとも言えます。

義務化される3つの状況

具体的には以下の3つの場面で国際基準を満たす必要があります。

①静止車両に対する自動ブレーキ

時速40kmで走行中に、前方の静止した車両に対してぶつからずに止まること。

日本の交通事故で最も多いのは「追突事故」です。
この自動ブレーキが装備されれば、「目の前に赤信号で停車している車があるのに、気がつかずに追突してしまう」様な事故を減らすことが期待できます。

②走行車両に対する自動ブレーキ

時速60kmで走行中に、前方の時速20kmの自動車に対してぶつからずに止まること。

こちらも「追突事故」を避けるための機能ですが、主に渋滞中の高速道路などで威力を発揮します。
追突事故のほとんどは比較的低速で発生していますから、上記の①と②の機能が装備されれば多くの追突事故を減らすことが期待できます。

③歩行者に対する自動ブレーキ

時速30kmで走行中に、時速5kmの速さで横断する歩行者に対してぶつからずに止まること。

ヨーロッパの衝突安全テストを行っているユーロNCAPだと、物陰から出てくる歩行者に対しての試験を行っていますが、こちらは物陰という限定はありません。
つまりユーロNCAPの試験よりは緩い内容ということになります。

中古車は対象外

当然ですが、2021年以降に販売される「新車」が対象ですから、現在お乗りの車や2021年以降に購入する中古車は関係ありません。

デメリット

いいことだらけの自動ブレーキですが、いくつかデメリットが予想されます。

  • 自動ブレーキの代金が上乗せされるので、新車価格が高くなる
  • 自動ブレーキが義務化されることによって、装着してない車の保険料が値上がりする恐れがある

すでにRav4は全てクリアしてる

トヨタの新型Rav4はすでに上記3つの基準を全てクリアしています。
それどころかRav4はユーロNCAPの厳しい基準の方でクリアしていますので、国が定める国際基準よりも高いレベルの自動ブレーキを装備していることになります。

自動運転も義務化?

ここからは予想となりますが、おそらく数年以内に自動運転レベル2が高速道路と一部の一般道路でも使える様になり、搭載した車が増えると思われます。

自動運転レベル2の詳細についてはこちら

「運転手の84%は眠いときにでも運転する」というデータがある様に、人は運転したくなくてもどうしても運転せざるを得ない状況は存在します。

そういったときに、自動運転レベル2の車であれば、本当はダメですが、仮に寝てしまったとしても車は安全に走行してくれるわけですから、装備してない車と比べてはるかに安全なわけです。

ですから、全ての車に自動運転レベル2が義務化されるのも時間の問題と言えるかもしれません。

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