買う気もないのに車ディーラーに冷やかし試乗する奴
「全然、これっっっっぽっちも買う気がないのに、車ディーラーに冷やかしに行く」
「買えるお金は一円もないのに買えるそぶりをしながらディーラーマンと話をする」
「ただ試乗したいだけ」
・・・
・・
・
ありだと思います!
ぜんぜんいいと思います
というか私は結構やります^^;
平均試乗台数は1.7台?
日本人が車を買う前に試乗する平均的な台数は1.7台なのだそうです
私から言わせてもらえば、ちょっと少なすぎると思います
2台に届かないということは、自分の買う車以外はほとんど試乗してない人が多いということになります
車は見た目と乗り味が全然違う
私の今までの経験から言わせてもらうと、車って外観や内装と言った見た目と乗り味は全くの別物です
見た目と乗り味は相関しないんです
「外観はカッコ良いし内装はゴージャス。けど乗ってみたら全然よくなかった・・・」
そんな車は世の中にいっぱいあります
反対に、
「見た目は全くタイプじゃなかったけど、乗ってみたらすごく欲しくなった!」
そんな車もいっぱいあります
だから車は乗って、走ってみないとわからないんです
試乗の仕方
- 徒歩・自転車でディーラーに入店
- あえて汚い格好で行く
- 買う気は無いのに見積もりを要求
- 出されたお菓子は全て食べる
はい、これ全て私の体験談になります
徒歩・自転車でディーラーに入店
私は車を持っていますが、あえてディーラーに徒歩または自転車で入店する場合があります
その理由は、
- ディーラーが家から近いから
- なんとなく乗ってくる車で人間をランク付けされる気がするから
- 運動になるから
といったところです
行きたいディーラーが家から近い場合、わざわざ車で行く必要はないと思うんです
ガソリン代がもったいないし、歩いて行くと運動にもなりますからね
ちなみに、徒歩でディーラーに行くと
「歩いていらっしゃったんですか?」
と聞かれることがあるので、珍しい客なのかもしれません笑
あと、自転車(クロスバイク)でダイ○ツディーラーに行った時はディーラーマンに食いつかれたこともありました笑
多分、クロスバイクでディーラーに行く人も珍しいんだと思います
乗ってくる車でランク付けされる気がする
これは実際にあると思います
試乗に来るお客さんが、どんな車に乗っているのかはディーラーマンも気になるところだと思います
車の車種を見ることで、その人の経済状況や好みの車がなんとなくわかるからです
例えばベンツのディーラーにSクラスで行くのと、軽トラックで行くのではディーラーマンの応対も違ってきます
車で人を見てるわけです
ですから私は、あえて車で行かなかったりします
あえて汚い格好で行く
私はディーラーに行く時は、あえて汚い格好で行ったりします
理由は、その格好を見てディーラーマンがどう接するのかを見たいのと、
高そうな格好をしていると、経済力があると思われてしつこく営業をかけられそうだからです
ですから汚い服装が試乗の際の私の正装になります
買う気は無いのに見積もりを要求
私のだいたいの試乗の流れでは、こんな感じです
ディーラー到着
↓
試乗車以外の見物
↓
試乗
↓
見積もり・カタログをもらう
↓
帰宅
よっぽどいらないと思わなければ、見積もりをもらって帰ります
そのとき見積もりは、最低グレード・オプション無しの状態で出してもらいます
その車種が最低いくらから買えるのかを知りたいからです
だいたいその辺りになってくると、察しのいいディーラーマンは
「あっ、こいつ買う気は無いな・・・」
と、なんとなく感ずきますが、気にしません
冷やかしてるだけですから
こっちは初めから買う気なんて更々ありませんから!
出されたお菓子は全て食べる
多くのディーラーは飲み物を出してくれますが、たまにお菓子を出してくれるディーラーもあります
出されたお菓子は全て美味しく頂きます
試乗時のチェックポイント
シート・ハンドルはポジションをしっかり合わせる
なぜかわかりませんが、ディーラーで試乗するときって、
「はい、どうぞ」
と渡された初期状態ではシートやハンドルが遠いことが多いです。手足が短いとも言う
ドライビングポジションは運転のしやすさを左右しますので、試乗まえに入念に自分のポジションに合わせます
シートだけじゃなく、ハンドルにチルト・テレスコピックがついてる車は必ず調節します
私はチルト・テレスコピック機能がついてない車は購入の選択肢に入りません
ですから試乗の際にもそういうポイントがチェックできるわけです
自分の使い方に合わせたチェックを
試乗のついでに、自分が普段、車を使う際のポイントをチェックします
私の場合ですと、まず大きな荷物ケースがありますので、これを実際にディーラーに持ち運んで車に入るのかどうかを確かめます
それと「車中泊ができる(横になって寝られる)」というのも私にとっては重要な要素となりますので、後席シートをフルフラットにして実際に寝てみます
そうやってみると、
「カタログ値ではトランク容量が○○○Lって書いてあったけど、実際に見てみたら凹凸が大きくてあまり荷物は詰めないな・・・」
とか、
「カタログではフルフラットになるって書いてあったけど、実際は結構段差があって寝にくいな」
みたいなことがよくわかります
試乗の際は、必ず自分の目的に合っている車なのかをチェックしてください
冷やかしで欲しくなることがあるから要注意
冷やかしで試乗に行っただけなのに、たまにすごく欲しくなることがあります
「見た目も好みじゃないし、売れてなさそうだし、そもそも予算オーバー」
けどめちゃくちゃ欲しい
私の経験だと、輸入車に多いパターンです
輸入車は要注意
特にフランス車系は、
「見た目がダサいのに、乗ってみるとめちゃくちゃ良い」
となりガチだから注意が必要です
「冷やかしのはずが、いつの間にか購入してしまった」
なんてことになったら、プロ冷やかしマンとしては失格です
ご注意ください
ベンツは財布の紐をしっかり締めてから
輸入車の中ではベンツが最も要注意でしょうか
しっかりと財布の紐がしまってることを確認してから試乗してください
気を抜いた状態で試乗するとやられてしまう可能性が高いです
仮に予算オーバーで新車で買えなかったとしても、現在は豊富な中古車市場が存在します
そこではお手頃価格でベンツが買えてしまうので、ほんっとうに注意してください
なんども言いますが、ベンツはほんっっっっっっっとうにヤヴァイです
なんども言いますが、
「試乗したら欲しくなって買っちゃった、てへ♩」
なんてのは冷やかしマンの名折れです
輸入車ディーラーは注意が必要
冷やかしマンにとって、輸入車の試乗は諸刃の刃
大変危険を伴います
営業がしつこい
輸入車ディーラーは営業ノルマがきついことが多く、ディーラーマンも必死です
ですから、試乗→販売に結びつけようと必死になってきます
後日なんども営業の電話をしてきたり、家まで来てポスティングなんて当たり前です
この辺が輸入車を試乗する上ではハードルの一つですね
やられてしまう
上にも書きましたが、輸入車は一度乗ってしまうとやられてしまう確率が高いです
それまで日本車しか乗ってこなかった人は衝撃を受けるかもしれません
それぐらい輸入車は走りが日本車とは別物だからです
安易な気持ちで試乗しない方が身(財布)のためです
逆に言えば輸入車ディーラーはもっと気楽に試乗することができるようにすれば、もっと販売につながると思うんです。現状、輸入車ディーラーに行くのは正直勇気がいります。それをもっとら気楽に試乗できる大規模な試乗会なんかを定期的に開催すれば、もっと売れるポテンシャルを持ってることは事実だと思います。でもまー、そんなことをしたら日本車が売れなくなってしまうのでむしろちょうど良いのかもしれません
冷やかし試乗の入門はトヨタから
冷やかしマンになりたい初心者の方は、トヨタから初めてみることをお勧めします
トヨタは売れてるディーラーゆえに、営業圧力が弱く非常に試乗がしやすいです
ディーラーマンも、
「別に買わないならそれで良いですよ」
と言わんばかりのドライな態度なので、初心者でも気楽に行くことができます
ディーラーへの冷やかし試乗は精神的な戦いでもあるので、まずはそういう意味で最もハードルの低いトヨタがオススメできます(試乗してもやられちゃうことが少ない点もポイント高し)
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